家具を生産する時に発生するウォールナットの細かい木粉を漆喰に混ぜて左官施工
「工芸の工業化」をモットーに掲げる創業96年(株)マルニ木工は、(株)リビタと協業し、「時をかける部屋」をコンセプトに、時の経過を楽しみ、愛着をもって長く受け継ぐ一点ものの住まいへとリノベーションした「東急ドエルプレステージ代々木公園」を、10月末に竣工した。
今回の協業は、両社とも、過去を継承しながら新たな価値を生みだすものづくり、暮らしの本質的価値を追求する姿勢があるという共通点があり、特に古い家具を直して次の世代に受け継ぐというマルニ木工の取り組みにリビタが共感。リノベーション物件でのコラボということになったそうだが、ただリノベ空間にリノベ家具を置くだけでなく、お互いの思いや課題を共有し、具体的な空間に落とし込むことを狙ったという。
小田急線・代々木八幡駅徒歩6分の高級住宅街に立地する「東急ドエルプレステージ代々木公園」のプロジェクトでは、「時の経過」に敬意を払い、不動産リノベーションと家具製作の過程における両社の長く使い続けるものづくりを通して、家具というプロダクトが持つモノづくりへ思想を空間に活かし、大切に受け継がれていく住まいの提案を目指したとのこと。細かな点では、
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