ビジネスの鉄則は需要のあるところ、あるいは需要が創出される可能性のあるところを攻めることだ。
インテリア業界にとっては、長年新築市場がそれに該当していた。新築が建てば壁紙は必要になるし、カーテンだって新たに購入することになる。インテリア専門店はそうした需要を取り込むことに適した業態を構築しながら、さまざまな工夫をしてきたわけだ。
しかし、近年はそうした前提が崩れつつある。少子高齢化や人口減、最近は資材価格の高騰などにより新築着工戸数は減少し、これからも中長期的に低迷が続くと予測されている。
そうなれば、これまでとは違った需要の在り処を見極めて、それに適した業態を構築する必要がある。
その一つとして、これまでの新築市場に匹敵するほどのポテンシャルを秘めていると期待されているのが中古住宅+リノベーション市場である。
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