7年ぶりとなる冬の節電が12月からスタートしました。政府は来年3月末まで企業や家庭に「無理のない範囲での協力」を求めています。そうした政府の要請に応えつつ、寒い冬を快適に過ごせるインテリアアイテムがカーペットです。敷くだけで暖かく感じて気持ちよく、省エネルギーにもつながります。
冊子「新訂カーペットはすばらしい」では“カーペットをおすすめする10の理由”を紹介しています。その一つ、「素足でも気持ちいい」のページで、カーペットの暖かさの秘密を次のように説明しています。
「空気を多く含むカーペットは熱伝導率が小さいため(図1)、足裏の温度低下の幅が小さく(図2)、肌で感じる接触温冷感も暖かく感じます。繊維内に隠された空気層が断熱材として働き、熱を逃がしにくくしているのです」
そしてこの断熱材としての働きが省エネルギーを実現します。つまり、室内を暖房時、外気の低温と内側の高熱を断熱することで暖房効率が高まり、エネルギーの消費量を抑えるのです。
カーテン・カーペットによる省エネ効果を調べた実験によると、カーペット床+カーテン二重吊りの場合と、木質床+カーテンなしの場合を比べると、前者の方がなんと約3割も消費電力量を削減できるということが実証されています。(実験実施はインテリアファブリックス性能評価協議会、冬季環境試験)
同実験におけるカーペット床を詳しくみると、カーペット(ウール製7㎜カットパイル)の下に10㎜厚のアンダーフェルトを敷いています。実は、節電効果の向上に大きく寄与しているのが、このアンダーフェルトです。
厚みのあるアンダーフェルトやラグ用下敷きを使うことでカーペットの機能はアップします。より一層暖かく、節約になるだけでなく、ホテルライクなフカフカ感、階下に音が響きにくく防音性が向上するなど、たくさんのメリットを得ることができます。もっと多くの人に知ってもらいたい商材です。
インテリア専門店やコーディネーターの皆さん、今冬はカーペット単体の販売拡大はもちろん、付加価値アップが可能な「カーペット+アンダーフェルトor ラグ用下敷き」の提案強化にもチャレンジするのはいかがでしょうか?
【読者プレゼント】
記事の感想をお送りいただいた方の中から抽選で3名様にカーペット(ラグサイズ)をプレゼント。応募は下記リンク先の応募フォームから。
|
|