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2022年12月24日
【底流】2022年を振り返って



 2022年も残りわずかとなった。インテリア業界のこの1年を、インテリア専門店の視点から振り返ってみたい。

 まずはやはり製品価格の上昇である。原材料価格の上昇や円安などの影響で日本国内のあらゆる製品の価格が上がっている中、当然ながらインテリア製品も上昇した。問題はその流れが止まらないことで、来年以降も値上げが続くということを見越した経営を考える必要がある。

 エンドユーザーの環境意識がSDGsやサステナブルという言葉とともに一段と高まった1年でもあった。大きな要因の一つがニトリのカーテンリサイクル事業のスタートだ。インテリア専門店としても、カーテンの掛け替えを提案する際には、あわせて不要となった古いカーテンをどうするのか、考えなくてはならない時期がきている。もちろんその他の商材についても同じように対策をしなくてはならない時代になってくるだろう。

 他方、コロナ禍での巣ごもり、お家時間の増加によって家やインテリアに関心が向きインテリア製品が大いに売れるという「コロナ特需」が、今年は縮小してしまった。コロナとの共生という考え方のもと、社会・経済活動が再開、レジャーや外食が増えはじめ、そちらに関心が向いてしまったことが原因だろう。
 それでも、家やインテリアに関心が向きえさえすればインテリア製品は売れる、ということが実証されたのは間違いない。今後はいかにして家やインテリアに関心を向けてもらうかを考えればいいということだ。

 また、施工関連では壁紙施工用でんぷん糊が供給不足に陥るという、いわゆる「令和版のり騒動」なる出来事が発生した。瞬間的に内装工事店がパニックになるほどのインパクトを与えた。代替品を準備しておくなどリスクヘッジの重要性が浮き彫りとなった。

 業界動向としては、インテリア業界最大の祭典で「JAPANTEX 2022」が、3年ぶりにリアル開催されたのは大きな出来事だった。「JAPANTEX」だけでなく、メーカー関連の展示会も3年ぶりにリアル開催するケースが多かった。

 この2年間はオンラインでの情報収集に限られていたが、やはり実物を見ながら対面のやり取りで得る情報は価値が違うし、何より同業者含めて人的交流が復活できたことが、今年1年の大きな成果だったのではなかろうか。

 こうした2022年の出来事を踏まえて、2023年にのぞみたい。

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