日本人にとっては、「ショップ」も「ストア」も同じ「お店」という意味になるが、イギリスではその定義が明確に異なるのだそうだ。それはその店がどこまで対応しているのかの違いで、製造や加工なども自社で行っているのが「ショップ」、販売のみを行っているのが「ストア」になる。
具体例をみていくと、「ショップ」は花屋、美容院、自転車修理店、コーヒーショップなどが該当する。一方の「ストア」は本屋、コンビニエンスストア、デパート、酒屋などが当てはまるという。
こうしてみると、「ショップ」は地域密着型の小規模店舗が多いようである。単純なモノの販売だけでなく、独自の技術を活かして加工や施工を行っているためだろう。それに対して「ストア」は全国チェーンの大規模店舗、あるいはネットショップ(この定義に従うと、ネットショップという呼び方自体ふさわしくないが)が大半を占めている。その証拠に、かつて地域密着型の小規模店が多かった本屋や酒屋も今では大規模店舗に置き換わっている。
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