デジタルプリント壁紙施工イメージ
2020年春からはじまったコロナ禍の約2年半、「おうち時間」の増加でホームユース向けのインテリア需要が拡大した一方、行動制限や外国人観光客の激減によって、ホテルや商業施設関連の内装需要は厳しい状況が続いている。
そうした中で、ホテル・商業施設を主戦場とするデジタルプリント壁紙の需要は順調に拡大している。デジタルプリント向けメディアを販売するリンテックサインシステム(株)(小島一仁社長)によれば、デジタルプリント用メディア『プリンテリア』(壁紙・化粧フィルム)の出荷量は、コロナ禍でも年々増加しているという。オフィス・飲食関連でのシェアがアップしたほか、近年はホームユースでの採用も着実に増えてきた結果とのことだ。
しかしながら、そうした需要増の反面、施工上の問題、あるいは法令遵守の観点からトラブルも急増しているという。今回はリンテックサインシステムに情報提供をいただき、デジタルプリント壁紙が抱える課題について考えていきたい。
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