
袴田広基氏
今回発表した、「STUDIO ROW」(児玉さや社長)は、インテリアデザイナーとして20数年間活動して来た中、コロナ禍を契機に、新たに立ち上げたインテリアブランドです。「ROW」は「行」という意味の英語です。今般のコロナ禍によって、社会経済活動は停滞を余儀なくされましたが、ここで一度改行して、新しいものを創造して行こうという思いを込めています。
インテリアデザイナーとして、これまで自分が創造した空間に使うプロダクトを、特注で作ることも多かったのですが、今回のブランド立ち上げは、韓国でデザインしたレストランの案件が一つのキッカケでした。
そのお店は、2020年3月にオープンの予定でしたが、ちょうど発注のタイミングでコロナ禍が蔓延。お客様より、装飾に手をかけず、シンプルに仕上げて欲しいとのオーダーがあったため、床を石材、壁はモルタルで提案しました。そこで、さてこの空間にハマる照明は何かと考えたとき、なかなか相応しいものが見つからず、ないのなら自分で作ろうと考えた次第です。
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