
調布市に事務所を構えて17年目を迎えた。初詣は毎年、事務所近くの布田天神に参拝する。小さな神社だが菅原道真公を祀っている関係で境内に牛の銅像があり、今年は丑年なので人気の写真スポットであった。
この神社には平安時代に綿が渡来したという伝承があり、界隈には織物に因む地名が多い。調布市の「調」からして、昔、税金を布で納めたことを意味すると共に「布」の文字も付いている。
近くには布を晒すことを意味する「砧」という地名や江戸時代の浮世絵には多摩川で布を晒す光景が描かれている。ここまで証拠が揃えば綿伝来の伝承は間違いない。
この記事は購読者専用記事となります。インテリアビジネスニュースをご購読 いただけますとユーザーID、パスワードを発行いたします。
|
|
|