
丑年の令和3年の開始である。本来なら新たな年を迎えた喜びの祝辞を述べるところだが、昨年、世界は年明けと同時に中国武漢発の新型コロナウイルスに襲われ、多数の尊い命が奪われ、1千兆円を優に超す天文学的被害が発生した。現時点、コロナ禍は拡大しても留まる気配は皆無である。
頼みの綱のワクチン接種は欧米で開始されたが、供給量の制約やウイルス変異など予想外の難題が発生しているため四苦八苦の状況だ。現在の進み具合では日本人全員がワクチンを接種できるのはオリンピック後になるかもしれない。そのような事態になれば、オリンピックは開催しても無観客の大会になってしまう。当然、東京有明のビッグサイトで開催のジャパンテックスなどインテリア関連のイベントも2年連続で中止になる可能性も考えられる。まさしく予測のつかない「不確実性の時代」だ。
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