
(株)スミノエ(永田鉄平社長)は、女性活躍推進を業績向上の重要事項と位置づけ、2020年6月1日~2022年5月31日を期間とする「女性活躍推進に関する行動計画」を、このほど策定した。
同社では、課題として
①女性の採用人数が男性に比べてやや少ない、
②平均勤続年数において男女の差がみられる、
③次の管理職が期待される係長職以上に占める女性の割合が少ない、
という3点をあげ、具体的目標として次の3つの目標を掲げた。
目標1は、「新卒採用における女性採用比率について、事務・営業職を40%以上とする」。その実現に向けて会社説明会や選考時に女性の働きやすさをアピールする。
目標2は、「継続就業ができる仕組みづくりと社員の意識向上を図る取り組みを実施する」。そのために次世代育成面談、ハラスメント防止研修、女性管理職や管理職補助の社員との交流会などを実施する。
目標3は、「仕事と家庭を両立しながら男女がともに活躍できる環境づくりに向けた取り組みを実施する」「男性社員の育児休業取得者を1人以上、女性社員の育児休業取得率を100%維持する」。
その取組内容は、柔軟な勤務体制の検討、時間外勤務削減、看護休暇、介護休暇取得推進、男性社員の育児休業の推進、育児休業前、復帰前、復帰後の面談実施などを行う。
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