
新型コロナウイルスは「ステイホーム」のスローガンが象徴するように「住宅&生活」を考えるきっかけになった。そこで今回は日本住宅のルーツである法隆寺伝法堂を探訪したい。
我国は地震多発地帯であるうえ、草食系インテリア民族の常として木造建築物を基本としているため地震や火災の被害を受けやすい。その意味では法隆寺のように1300年前の木造建築物が残るのは奇跡と呼んで差し支えない。幸いだったのは宗教施設のため郊外に建っていたので、大勢の人々が生活する都市では火災の発生は不可避であるうえ、消防体制が皆無なため一旦燃え上がれば灰燼に帰すのは時間の問題であった。
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