
「信州 小諸の家」の外観 リノベーション後

リノベーション前
中長期的に新築住宅着工戸数の減少が見込まれる中、注目を集めているのが中古住宅市場である。古い住宅をそのまま販売するのではなく、リノベーションを施し物件の価値を高めてから再販する中古住宅+リノベーションというビジネスの登場から中古住宅市場は活性化、インテリアデザインによって物件の価値を高めるケースも多く、インテリア業界も成長市場として期待を寄せている。
その一方で、中古住宅+リノベーション市場はマンションが圧倒的に多く、戸建についてはまだまだ進んでいないのが現状だ。断熱性、耐震性といった建物の躯体に問題を抱えているケースが多く、それを解決する技術やノウハウが十分に整っていないためだ。
昨今、空き家問題が深刻化しているが、その多くが地方の戸建物件であることから、性能向上をともなう戸建リノベーションの推進は、日本の住宅市場全体が抱える大きな課題といえる。
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