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2021年11月16日
東リ 環境負荷低減目標を策定



 東リ(株)は、このほど事業活動・サプライチェーンにおける環境負荷の定量把握と評価をさらに進め、CO2排出量削減目標、および長期のリサイクル率・産業廃棄物排出量削減目標を策定した。

 同社では長期ビジョン実現に向けた中期経営計画「SHINKA Plus ONE」(2021~2023年度)において、環境負荷低減目標としてリサイクル率・産業廃棄物排出量削減目標を設定し事業活動を推進している。またCO2排出量削減目標等の長期目標については、「SHINKA Plus ONE」初年度中に策定し開示するとしていた。


<関連するSDGs>

(1) CO2排出量削減目標
・長期目標:2030年度まで30%削減(2020年度比)

 事業活動におけるCO2排出量を2030年度までに30%削減(2020年度比)することを目標とした。CO2排出量削減目標達成に向けて、省エネ活動の推進や生産・輸配送の効率化、省エネルギー設備の積極的な導入、商品の軽量化による輸送エネルギーの削減、社用車のEV車等への切り替えなどエネルギー使用量の削減に努める。

(2)リサイクル率目標・産業廃棄物排出量削減目標
・「SHINKA Plus ONE」:2023年度までリサイクル率85%以上/産業廃棄物排出量40%以上削減(2019年度比)
・長期目標:2030年度までリサイクル率90%以上/産業廃棄物排出量60%以上削減(2019年度比)
・実績:2020年度リサイクル率75.3%/産業廃棄物排出量19.1%削減(2019年度比)

 「SHINKA Plus ONE」において、事業活動におけるリサイクル率・産業廃棄物排出量削減目標を設定し、循環型社会の形成に向けた取り組みを推進。さらに、長期的な環境負荷低減目標として、2030年度までにリサイクル率90%以上・産業廃棄物排出量60%以上削減(2019年度比)を新たに設定した。生産工程で発生する端材や廃止品等のリサイクル率をさらに高める技術の確立、リサイクル設備の増強、原材料使用量の低減技術の進化など、省資源への取り組みを推進していく。
 そして、ナイロン原糸紡糸設備の拡充による川上技術の取り込みや使用済み商品を回収し原材料へ還元する取り組み、再生原材料の活用、高耐久商品の開発、ワックスメンテナンス不要商品の拡充など、サプライチェーンにおける産業廃棄物排出量削減・CO₂排出量削減にも努める。

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