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2021年11月15日
矢野経 「2020年ホームファッション小売市場」は3兆3475億円と推計


ホームファッション小売市場規模推移

 (株)矢野経済研究所は、「2020年国内ホームファッション小売市場規模」について、前年比100.3%となる3兆3475億円と推計した。

 コロナ禍によるテレワーク・在宅勤務の増加により、仕事を快適にするためのデスクやチェア、ソファなどの「ホームファニチュア」が市場をけん引した。その他「キッチン・テーブルウェア」のうちのキッチンツールは、外出自粛により料理をする機会が増えたことで好調な売れ行きを示した。

 ホームファッション市場全体では微増で推移したが、コロナ禍の巣ごもり消費によって一部の特定商品が好調となった一方、多くのアイテムは店頭における営業機会の減少などにより厳しい市況となった。販売チャネル別にみると、営業機会が大幅に減少した百貨店が苦戦し、それを補完するかたちとなったECチャネルが好調となった。実店舗が販売の中心だったホームファッション大手小売チェーンなども、着々と準備を進めてきたオムニチャネルおよびデジタル対応がこのコロナ禍で大きく進捗した。EC専業企業も若い世代の顧客を獲得するなど、コロナ

 また「2021年国内ホームファッション小売市場規模」は、前年比100.3%の3兆3570億円(前年比100.3%)と予測する。市場では、寝装寝具やタオルを中心として抗ウイルスなどの新型コロナウイルス感染対策商品が数多く商品展開されており、オンライン相談・接客という新しいスタイルでの対応も積極的に導入され、対面販売が難しいコロナ禍のデメリットを克服しつつある。また、在宅時間が長くなり家の中のレイアウトや料理道具を見直す機会が増えたこと、リモートワークの導入も進んだことなどで、ホームファッション関連用品が例年以上に好調な企業も少なくない。当面の間、ウィズコロナの生活が続くのであれば、ホームファッション関連の需要増加も長期化するものと考えられる。

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