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2015年4月10日
世界最大の住宅デザイン・設計プラットフォームHouzzが日本上陸


アディ・タタルコCEOと加藤社長

 世界最大の住宅デザイン・設計プラットフォームを運営するHouzz Inc.(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、アディ・タタルコCEO)は、昨年11月に日本法人、Houzz Japan(株)(加藤愛子社長)を設立したが、日本版のウェブサイトを開設し、4月9日より、日本国内でのサービスを開始した。

 Houzzは、2009年にアディ・タタルコCEOが、自宅のリフォームに際して、業者の選定や施工中のトラブルなど多くの問題を経験したことをきっかけに、夫で現プレジデントのアロン・コーエン氏とともに共同で設立。現在約450名(日本法人は15名)のスタッフを擁し、米国本国以外にも、昨年、英国、豪州、ドイツ、フランス、ロシア、そして日本の7カ国でサービスを提供しており、いまや数百万人の住宅所有者や住宅設計・デザインに関心がある一般ユーザーなどと、建築家・インテリアデザイナー・造園業者等々、60以上の領域にまたがる、70万人を超えるアクティブな住宅のプロが、毎月ウェブサイトHouzz.com、モバイルアプリ(20万ダウンロード以上。日本版は近日公開)を通じてつながり、写真やアドバイス、おすすめのアイテムなどの情報を共有し、仕事の依頼につながっているという。

 Houzzのサイト上には、アカウントを登録したプロたちが投稿したプロジェクトの600万枚以上の写真がストックされており、ユーザーは様々な条件から検索したお気に入りの画像を閲覧出来るだけでなく、保存し、共有することが可能である。
 また、米国では、画像の中のインテリアなどの商品に付されたタグをクリックすると、詳しい商品情報を得られ、Houzzサイト上や、外部のECサイトから購入することが出来る(Houzzはマーケットプレイスを提供し、在庫は持たないとのこと。日本版は未対応)。
なお、日本進出にあたり、都内で記者発表にのぞんだアディ・タタルコCEOは、今後、日本での展開については、米国がそうであったように、マネタイズよりプラットフォームとしての充実を優先し、環境が整った段階でビジネス化したいとしている。また、加藤社長によると、既に日本のプロ約1000人がHouzzに登録しているとのことだ。

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