特集
2009年12月19日配信
2009年12月19日配信 | ||||||
注目の若手デザイナー ホラグチカヨさんが出展 多彩なカラーで「シーン」を描く |
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--メッセフランクフルト | ||||||
その若手デザイナーの日本代表としてアンビエンテに出展するのが、ホラグチカヨさんである。ホラグチカヨさんは、コンピューターグラフィックを駆使してデザインする、気鋭のグラフィックデザイナーで、本年6月に開催された「インテリア ライフスタイル」の若手デザイナーズエリア「neON」にも出展、見事にアワードを獲得するなど、若手ナンバーワンの注目株となっている。特に「インテリア ライフスタイル」への出展をきっかけに大きく飛躍、ホラグチカヨさんの独特なデザインをプロダクトに取り入れる企業も増え始めている。 そのデザインの特徴とは、カラフルでインパクトのある色使い。既成概念に捉われず、さまざまな色を取り入れながら組み立てていく。デザインモチーフも、花なら花、動物なら動物という1つのものだけでなく、いろいろなものを組み合わせながら、1つの「シーン」として描いていく。多彩なカラーやモチーフが複雑に絡み合いながらも絶妙なバランスを保っているところは、まさに「ホラグチワールド」といえよう。 「バランスを取るのが難しいのでは、と良く聞かれますが、まったくそんなことはありません。感覚というか、自分の世界観でやっていますので難しいと思ったことはないんです」と語るホラグチカヨさん。 こうした複雑なデザインも、コンピューターグラフィックだからこそ可能という。 「色の出し方、モチーフの配置など、手書きでは大変な作業となります。感覚を微調整しながら表現出来るコンピュータならではです」
自分の世界観を出すということからスタートしたホラグチカヨさんのデザイン活動は、当初はその形がもっとも表現しやすい雑誌やポスター、パッケージといったものを中心に展開していた。それが徐々にプロダクト関連へ波及してきた頃に、知人から「インテリア ライフスタイル」の話を聞き、出展を決意した。 「プロダクトデザイナーの方が多かったので場違いのような気もしましたが、ランプシェードと時計の試作品をつくってデザインを提案しました。それがいきなり賞をいただいてしまって、ビックリです」 このとき出品した時計とランプシェードは、早速企業の目に留まり、商品化された。フランフランではすでに販売もされている。 「『インテリア ライフスタイル』では、インテリアや建築関連の方々の反応が良かったので、次はカーテンやクッションといったインテリアファブリックのデザインに挑戦したいと思っています。陶器などのテーブルウェアにも興味があります。アンビエンテには、こうした新しい分野のプロダクトを試作してもっていくつもりです。ヨーロッパはインテリアにこだわってくれますので、アンビエンテでどのような反応が出てくるのか楽しみです」 アンビエンテへの出展でさらなる飛躍を目指すホラグチカヨさん。これからの活躍が楽しみである。 「ホラグチカヨ」公式ウェブ http://www.kayomaru.com/ ■アンビエンテ2010 開催直前特集 世界最大の消費財国際見本市「アンビエンテ」 2010年2月12日~16日に開催 トレンドテーマ 「リアルな」人々のための「リアルな」デザイン 注目の若手デザイナー ホラグチカヨさんが出展 インタビュー メサゴ・メッセフランクフルト(株) 取締役・梶原靖志氏 ■「ambiente2010」に関する問い合わせ メサゴ・メッセフランクフルト(株)インテリア関連見本市チーム TEL:03-3262-8456 「ambiente2010」のホームページ http://www.mesago-messefrankfurt.com/japanstyle/jp/visitor_info.php |
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