特集
2008年7月19日配信
2008年07月19日配信 | |||||||||||||||||||||
複合型イベント「デコレートライフ2008」初開催 76カ国から計3013社が出展し、デザイン性高い多彩な製品を展開 |
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-メッセフランクフルト | |||||||||||||||||||||
「デコレートライフ」は、消費財系見本市として定評のある「テンデンス」をメインに、量販系小売業向け見本市「コレクシオーネ」と新基軸としてスタートさせた「アウトドアリビング」と「ヤングリビング」、そして「デザイン」を切り口とした斬新なイベントとして人気が高まっている「デザイン・アニュアル」の計5つのイベントを集結させたもので、デザイン雑貨、キッチン用品、食器、ステーショナリー、ギフト、家具などさまざまな製品が一堂に集結する見ごたえ十分の見本市である。 記念すべき第1回目の今回は、76カ国から計3013社(ドイツ国内1232社、海外1781社、うち日本企業は6社)が出展した。 「デコレートライフ」のメインイベント「テンデンス」 秋冬向け製品、トレンドを発信する世界最大のトレードショー
2月開催の「アンビエンテ」(主催:メッセ・フランクフルト社)が春夏向け製品を提案することに対して、「テンデンス」は秋冬向け製品、トレンドを発信する世界最大規模の見本市である。冬の「アンビエンテ」、夏の「テンデンス」というように、この2つの見本市は一対のものとして位置づけられる。特に「テンデンス」は、12月のクリスマス商戦に向けた重要な仕入れの場として捉えられている。 ちなみに、同じく冬と夏に開催される「メゾン・エ・オブジェ」と比較されることが多いが、「メゾン・エ・オブジェ」はトレンド重視の傾向が強く、出展企業もブランディングを目的としているケースが多いが、「アンビエンテ」と「テンデンス」は、トレンド発信もさることながら、実商売が活発に行われるのが特徴である。ビジネスベースでの評価は世界的に最も高い見本市といえよう。 ■「テンデンス」レポート トレンド重視のアイテムで華やかに開催された5.1ホール キッチン、テーブルウェア関連が集結する4.0ホール クリスマス関連製品などさまざまなギフトが満載の3.0、3.1ホール 日本らしさを訴求し存在感見せる日本企業 新企画の「NEXT」に日吉屋と日恵装飾が出展 量販向けの「コレクシオーネ」は1年先の春夏向け製品を提案 新機軸の「アウトドアリビング」、「ヤングリビング」
会場は8.0ホールをメインに、中国、インド、タイ、香港などのアジア諸国のパビリオンを中心に展開する9.1、9.2、10.1、10.2、10.3ホールに加え、新たなイベントとして「アウトドアリビング」を9.0ホールにて併催した。 「コレクシオーネ」は大量仕入れが基本となるため、すでに翌年の春夏向けを提案しているのが特徴である。「コレクシオーネ」と「テンデンス」と合わせて見ることで、秋冬から春夏までオールシーズンのトレンドを確認できる。これも「デコレートライフ」の魅力の1つといえる。 「アウトドアリビング」は、アウトドアライフに向けたガーデン家具・ベッド、ハンモック、ガーデン照明、バーベキュー用品などが提案された。中でもガーデン家具はリビングのような居住性を実現するアイテムとして注目を集めていた。 ホール中央では、「OUTDOOR TRENDS」(アウトドア・トレンド)を開催、来年の春夏シーズンを先取りしたオープンエア・リビングをスタイリッシュに提案した。 同じく新機軸の「ヤングリビング」は特設会場Galleria1にてトレンドゾーンとして開催した。テーマは「Urban nomads」「Conscious people」「Party people」の3つ。今後成長を見込まれる新市場に独創的な空間を提案した。
「デコレートライフ」のホームページ http://www.mesago-messefrankfurt.com/OG/banner.html |
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