「無印良品のリノベーション」を展開する(株)MUJI HOUSE(堂前宣夫社長)は、「ぜんぶ、無印良品で暮らそう」キャンペーンを4月21日(金)より開始。神奈川県藤沢市にある、「MUJI INFILL 0」でリノベーションした、1982年建築の集合住宅の5階住戸に、賃料・共益費無料で2年間住み、住まいに関する情報発信を行う「暮らしの住まいモニター」1組を募集している。
同社では、住まい手が自在に自分の暮らしに合った住まいを編集できるリノベーション=「MUJI INFILL 0」を 2015年より提案するとともに、住む人の自由な暮らしの実現のため、2021年より古くなった団地やマンションを買い取り、再生して販売する取り組みを推進しているが、これまでも 、2013 年に「三鷹の家」「千里シェアルーム」、2017 年に「鎌倉の家」にて、SNSから応募した中から1組を選考し、同社が設計または施工した住戸の暮らし体験モニターとして、積極的に住まいをレポートしてもらう企画を実施してきた。
今回の対象住戸は、神奈川県藤沢市に所在する築41年の団地、76.25平米の部屋を今の暮らし方に合うようリノベーションしたもの。住宅性能については、天井と外壁面に断熱材を入れ、窓にはインナーサッシを設けることで一般的に寒暖差が激しくなりがちな最上階の住戸の温熱環境を改善。建築物における省エネ性能を第三者評価機関が評価し認証する、建築物省エネルギー性能表示制度 BELSで最も評価が高い5つ星を取得したほか、国土交通省が定める平成28年省エネ基準値に比べ建物の断熱性能評価指標である外皮平均熱貫流率は 35%向上、設備機器類の消費エネルギー量を含めた建物全体の設計一次消費エネルギー量は、国の定める省エネルギー基準相当の家と比較し、20%削減、光熱費の想定計算値では年間約15%削減効果のある住戸となっている。
「暮らしの住まいモニター」の募集条件は、上記の趣旨を踏まえ、今年7月頃から2年間、同住戸に居住して情報発信する活動に協力できることで、モニター期間中の賃料・共益費は無料、生活に必要な家具類も提供される。応募期間は、4月21日(金)1〜5月21日(日)まで。応募方法はMUJI HOUSE アカウントの Instagram、twitterに掲載している応募フォームから応募すること。
モニター住居
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