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リノベーション

2022年7月22日
東京メトロの元宿泊施設をSOHO利用が可能な賃貸マンションに



 (株)リビタ(川島純一社長)は、東京地下鉄(株)(山村明義社長)、東京メトロ都市開発(株)(髙山輝夫社長)と協業し、SOHO型の賃貸マンション『メトロステージ代々木上原』の運営を2022年9月に開始する。

 この『メトロステージ代々木上原』(戸数:5戸、専有面積29〜55平米)は、代々木上原駅徒歩2分に立地する、東京メトロの鉄道保守部門で使用していた築44年の元宿泊所の建物をリノベーションし、自宅の一部をオフィスとして活用するSOHO利用が可能な住宅として再生した物件物件であり、東京メトロの賃貸マンションシリーズ『メトロステージ』として初のリノベーション物件となる。

 昨今のコロナ禍におけるライフスタイルの変化により、リモートワークが増加し、自宅で仕事をする機会も増える中、家のあり方も多様化し、副業(複業)を解禁する企業も増え、オフィス以外でも仕事をすることが増えていくことが想定されることから、同物件では、「仕事」を軸としながらも、様々な「自分らしさ」を表現することができる住まいを、新しい形のSOHO型賃貸マンションとして提供することを目指している。

 同物件は、物件所有者の東京メトロの社員が宿泊所として利用していたため、宿泊室と休憩室が一体となった構成であったことから、従来の間取りを生かし、宿泊室をプライベート性の高い居室「LIVING SPACE」に、休憩室をオフィスや作業スペースとして利用可能な土間仕上げの「BUFFER SPACE」とし、一体で入居者に対して賃貸する。

 「BUFFER SPACE」への扉はガラス仕様(101/102/103号室)で、共用部からも視認性があり、パブリックな雰囲気を住戸内に取り込むという新たな発想の住まいとなっている。ガラス扉を通して「BUFFER SPACE」の使われ方の雰囲気が垣間見えることで、住まい手の様々な表現の場となり、間接的に物件内の他入居者を知る一要素となります。本スペースを介して、同じ物件に住む入居者同士のコミュニティの助長や、間接的な繋がりを感じることで、同じ物件に住まう以上の親近感や安心感が得られると考えたという。

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