授業の様子
中古マンション再生流通事業を手掛ける(株)インテリックス(山本卓也社長)のグループ会社で、設計施工を行う(株)インテリックス空間設計本社(目黒区鷹番1丁目)に、拡大するリノベーション業界の課題である職人不足を解消するため、次世代を担うべき新たな職人「マルチリノベーター(多能工)」を育成する職人養成学校「リノベーションカレッジ」が4月10日に開校、第1期生10名を迎えて、開校式を行うとともに、午後より早速授業が開始された。
1期生10名は、首都圏のみならず、北海道、新潟、大阪、沖縄など全国、年齢も20-60代、同業・関連業界出身者から、リノベーション業界で働きたいと考える初心者まで幅広く、今後6月30日までの3カ月間(月~金9:30~17:00)で、リノベーションの全工程を座学と現場研修を通して実践的に学んでいく。
これまで、大工技術の習得には、長い修業期間が必要とされてきたが、この「リノベーションカレッジ」では、同社が累計17000件に及ぶ実績をもとに、これまで培ってきたリノベーションのノウハウをマニュアル化し、初心者でも短期間で土台となる知識や技術を習得、さらに、施工中の現場を実体験してもらい、複数の専門技術(大工・水道・電気など)と知識を兼ね備えた、即戦力の施工・監理スタッフ「マルチリノベーター」として育成を図り、修了後はインテリックス空間設計への社員登用や、就職支援を積極的に進めていくという。
「リノベーションカレッジ」は、基礎コース の受講料が450000円(入学金:50000円、受講料:400000円)。秋以降に第2期生を募集したいとしている。
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