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リノベーション

2017年4月4日
リビタ 築85年の旧銀行等をリノベしたホテル「HakoBA函館」開設へ


「HakoBA函館」

 (株)リビタは、1932年に安田銀行函館支店として建設された後、ホテルニューハコダテとして7年前まで使用されていた築85年の建物等2棟を、一部用途変更を伴うリノベーションにより再生したホテル「HakoBA 函館 -THE SHARE HOTELS-」を5月26日(金)にオープンすることを発表し、3月31日よりウェブサイトで宿泊予約の受付を開始した。

 リビタでは既に、リノベーションホテル「THE SHARE HOTELS」として「HATCHi金沢」「LYURO東京清澄」をトータルプロデュースしているが、第三号店目に当たる「HakoBA 函館」は、海を臨み、函館山を背にしたベイエリアに並んで建つ、特色ある遊休建物2棟を再生したもので、宿泊機能はもちろん、地域住民も参加できるイベント等も行うオープンラウンジやシェアキッチンなど、シェアスペースを備えた複合ホテルとして展開。また、函館市内で人気のカフェレストランや、デパ地下の惣菜店舗を展開する“Cafe&Deli MARUSEN”が手がけるレストラン「PIER H TABLE」が、“波止場のテーブル”をコンセプトにオープンする。

 ホテル全体は、“BANK”と“DOCK”の2つの建物で構成。 建設当初銀行だった“BANK”(鉄筋コンクリート造地上3階建て)は、函館市景観形成指定建築物指定の建物であることから、開国により海外の文化や考え方が入り込み、街に溶け込んでいった時代をリバイバルさせるモダンな空間に仕上げ、客室は建築当初の内装を活かしたツイン・ダブルの個室タイプの19 室(定員 2名)と、プライベートテラス付のメゾネットタイプ1室(定員4名)で構成。昭和初期に流行したアール・デコ調の装飾が施された梁や半円アーチ型の窓など当時の意匠が現存する趣ある空間となっている。

 また、1986年に船の形を模して造られた“DOCK“(鉄骨造地上4階建て)は、函館を象徴する赤レンガを連想する木の色が特徴の2段ベッドの客室。個室タイプ3種13室(定員2〜6名)と、ドミトリータイプ32ベッド(女性専用あり)を用意し、多様な宿泊シーンで利用できる構成となっている。


客室


シェアキッチン

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