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リノベーション

2015年3月5日
リビタ 108室の大型シェアハウス『シェアプレイス聖蹟桜ヶ丘』入居開始へ


外観


居室


キッチン

 (株)リビタ(南佳孝社長)は、京王線・聖蹟桜ヶ丘駅を最寄りとする元独身寮を、新たにシェア型賃貸住宅『シェアプレイス聖蹟桜ヶ丘』(事業主:京王電鉄(株))として再生、3月7日(土)より入居開始される。

 『シェアプレイス聖蹟桜ヶ丘』は、緑豊かな街「聖蹟桜ヶ丘」に立地。「木々と暮らす、シェア暮らし」をキーワードに、同物件最大の特徴である空地率68%、1,000平米超える広々とした外構空間を活かしたシェア型賃貸住宅である。もともと、京王電鉄(株)の寮として、旧館が1963年に、新館が1970年に建設されたもので、構造規模は鉄筋コンクリート造地上4階建て。延べ床面積は3041.12平米、また敷地面積は3786.27平米。事業主の京王電鉄をはじめ、京王グループの1社であるリビタが企画・プロデュースを、リノベーション施工を京王建設(株)が担当、3社によるグループ所有建物に対する最初のリノベーションプロジェクトである。(ちなみに家具製作は一部(株)京王百貨店)。

 また『シェアプレイス聖蹟桜ヶ丘』では、敷地内の植栽は既存樹木を活かすほか、四季の移ろいを感じることができる大小様々な樹木を植え、都心の一人暮らしではなかなか得ることのできない、木漏れ日の中で暮らすような日常を送ることができる計画となっており、主な外構空間として、ウッドデッキの縁側テラスや、屋内のラウンジと一体的に利用できるアウトドアデッキのほか、屋上に日当たりのよいルーフテラスなどがある。さらに、複数の人が同時に使える大きな共用キッチンや、入居者の気分・アイデアで色々な過ごし方ができる、ゆったりしたラウンジなど、部屋以外でも様々な居場所を容易に見つけられるよう配慮している。

 なお、専有部は全108室で、専有面積は13.2平米(約8.1帖)。うち27室は、公立大学法人首都大学東京の国際学生宿舎としての利用が決まっており、周辺・沿線社会人や学生に加え、留学生も住む、国際交流が体験できる場としての運営を考えているとのこと。リビタでは、既にUR団地を再生したシェア型賃貸住宅「りえんと多摩平」にて、首都大学東京含む2校の大学の国際学生宿舎94室を、既に大学と連携して運営しており、同物件が加わることで、国際学生宿舎としての運営数は121室となる予定である。


ラウンジ


スタディールーム


テラス

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