下北沢の古着マーケット
本紙でも既報の通り、昨年末に、(一社)リノベーション協議会より発表された「第12回リノベーション・オブ・ザ・イヤー」が開催され、2024年を代表する総合グランプリには、「『ReMAKE』―既存の内装を活かす試みー」のプロジェクト((株)TOOLBOX)が選ばれました。
◆“捨てない”リノベーション
選考委員長の島原万丈氏によると、「サーキュラーエコノミーをコンセプトに、極力ゴミを出さないようにするため既存の内装設備で使えるものは徹底的に活かす、という点を前提とした次世代型プロジェクト」との高い評価を受けていました。解体材は再利用、またはリメイクするなど、二次加工で空間を再構成することに挑戦した実験的な試みとなり、業界内でも大きな話題となったのは記憶に新しいところです。こういった事例が注目される背景にあるのは、サステナブルに対する意識の高まりと共に、ユーザーの間に広がる「中古アイテム」に対する敷居の低さが上げられそうです。
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