ストック市場へのアプローチの一つとして、顧客の会員化というビジネスモデルを前号にて紹介した。
会員化というと大げさだが、要するに顧客をさまざまな形で囲い込み、つながりを強固していくことであらゆる製品・サービスを繰り返し買ってもらうという考え方だ。まさにストック時代の理想的な考え方で、多くの専門店経営者もその必要性を感じているところだが、顧客をメインターゲットとするためには、それ相応の業態への転換が不可欠になるだろう。
これまで、インテリア専門店は新規客をメインターゲットに据えてきた。B to B業態は言わずもがなで新築ユーザーがターゲットだし、B to C業態も新築ユーザーをはじめ、カーテンの掛け替えユーザー、リフォームユーザーも基本的には新規客である。中には顧客からのリピート受注もあるが、戦略的に取り込んでいる例は少ない。
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