住宅市場全体が新築からストックメインに転換していく中で、インテリア専門店の事業領域は否応なく広がりはじめている。
かつて新築市場メインの時代は、オーダーカーテンを中心としたビジネスモデルが全盛だった。新築の際に必要となるカーテンの需要をいかにして取り込むのかに知恵を絞っていた。その源泉である新築市場が縮小すれば、そうしたビジネスモデルが通用しないのは自明である。そこでリフォーム、リノベーション、インテリアトータル提案といった形に、インテリア専門店の事業領域も広がっていくわけだ。
その一方、事業領域が広がるほど競合する相手も拡大していく。リフォーム業者、リノベーション事業者、住宅メーカー、家具ショップ、ライフスタイルショップなどなど単なる同業者との競争とは次元の異なる厳しい競合が待ち受けている。その中でいかに存在感を打ち出していくのかが、これからのテーマとなる。
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