出張理事会
(一社)日本内装仕上技能士会連合会(日技連)は、10月19日(日)、静岡県熱海市の熱海聚楽ホテル「月の栖」にて出張理事会を開催、日技連に加盟する全国9つの技能士会の理事、および技能士、賛助会員など計63名が集まった。
日技連は、内装関連の技能士の技能向上と社会的地位向上を目指して活動する各都道府県の技能士会の事業を取りまとめて、その事業を全国に広めるべく活動している連合会。出張理事会は各技能士会同士の情報交流を深めることを目的に実施されてきたが、コロナ禍以降、行われていなかった。今回、昨年5月に日技連会長に就任した本間健治会長のもと6年ぶりに再開、9技能士会の会員が集まった。
壁装チームの議論の様子
床材チームの議論の様子
議題となったのは、技能検定におけるルール統一についてである。技能検定がスタートして半世紀となるが、地域ごとにルールの解釈が異なる部分が散見されるようになっていることから、検定員やトライアルの講師を務めるケースの多い技能士会として、解釈の現状とその対策などを床材チームと壁装チームに分かれて徹底的に議論した。
続いて、新たに立ち上げられた千葉技能士会の日技連加入について審議、参加者からの異論はなく、次回の総会時に正式加盟となることが決まった(それまでは公認団体とする)。
また議題のディスカッションに先立ち、賛助会員(東リ、ウォールボンド、関西フェルトファブリック、サンゲツ、ヤヨイ化学工業)から新商品PRも行われた。終了後は、懇親会が行われ大いに盛り上がった。
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