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【市場のトレンド】
前回お伝えしたハイムテキスタイルのトレンドが今後の指針になる提案なのに対して、パリ・デコオフなどのいわゆる新作発表会では、今現在の最先端のデザインを見る事ができます。今回は、ハイムテキスタイルの企業ブースとパリ・デコオフ、メゾン・エ・オブジェ、それぞれの展示会から今年の傾向を探っていきたいと思います!
【heimtextil】
多くのメーカー(製造元)が世界中から集まるハイムテキスタイルでは、ヨーロッパのトップエディター(ブランド)向けのハイクラスな生地から量販店向けの安価なものまで、幅広い価格帯のテキスタイルを見ることができます。3年振りに訪れましたが、前回感じた「脱・プリント」傾向はますます強まっていて、全体的にジャカード織りや刺繍が激増していました。
例えばこの生地(写真①)は一見プリントのように見えますが、実は3点ともジャカード織り。「プリントの様に見えて実は織り」というものは今年特に目立ちました。その感覚のギャップが面白いし高級感も出る上に、目新しさもあるから人気が上がっているのでしょうね。
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