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2022年6月27日
【プロダクトナウ/開発者インタビュー】
壁紙見本帳「2022-2024リザーブ1000」サンゲツ


WHALES AND DOLPHINS

 (株)サンゲツ(安田正介社長)は、AAクラスの壁紙見本帳「2022-2024リザーブ1000」を、さる5月26日にリリースした。
 新「リザーブ1000」は、廃棄されるはずの素材を再利用した「MEGUReWALL(メグリウォール)」や国立科学博物館とのコラボシリーズ「DAY AND NIGHT SCIENCEMUSEUM」などAAクラスならではのデザイン性と機能性を備えた壁紙が多数ラインナップされた見本帳となっている。

 今号ではその企画・開発に携わった同社インテリア事業本部 壁装事業部の宗和佑磨氏と平本恵理氏に、同見本帳の特徴を伺った。

 

空間イメージから壁紙選びができる見本帳構成
エコマーク認定壁紙、国立科学博物館コラボ壁紙など収録


インテリアスタイルブック

 平本 新しい「リザーブ1000」の開発コンセプトは、『お気に入りのインテリアに出会える一冊』です。ユーザーの方が、理想のインテリアをイメージしやすく、楽しく壁紙を選んでいただけるような見本帳を目指して開発してきました。

 具体的には、見本帳の1ページ目(表紙裏)に「インテリアスタイルブック」というコーディネート写真集を別冊で付属しました。エンドユーザーの壁紙選びは、モノを選ぶよりも空間イメージを選ぶことがスタートとなります。「インテリアスタイルブック」を用意することで、まずは好みの空間イメージをつくっていただこうと考えました。

 「インテリアスタイルブック」では、ナチュラル、モダン、シック、エレガント、カジュアルの5つのテイスト別に19スタイルの写真を掲載しています。ここでイメージを固めてから、次にベースとなる壁紙をお選びいただきます。石目や塗り調、織物調などのベーシックな壁紙を前半にまとめて掲載しています。

 イメージを掴み、ベースとなる壁紙を選んでいただいてから、テイストを決定付けるアクセントクロスの選定に進みます。見本帳のカテゴリは「インテリアスタイルブック」と連動して5テイストをカラー別、柄物別の2パターンご用意し、「インテリアスタイルブック」で固めたイメージをもとにアクセントとなる壁紙選びができるようになっています。

 このような別冊の写真集を付属するのは初めての試みです。スタイルごとにおすすめの床材やカーテンも掲載していますので、この1冊だけでも空間コーディネートができるようになっています。



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