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2022年3月11日
【注目の新ブランド】Beaumont Textiles イオニア


URBAN JUNGLE

 海外ブランドの輸入・販売を行う(株)イオニア(齋藤登社長)は、このほどイギリスのテキスタイルブランド「Beaumont Textiles(ボーモント・テキスタイル)」の取り扱いを開始、新作コレクション「URBANJUNGLE」「SUNSET」「TRU BLU」「TROPICAL」「OASIS」「CUBA」の国内販売を開始した。

 「Beaumont Textiles」は、2019 年にそれまでの事業体制を刷新しエディターとして再スタート、イギリスをはじめヨーロッパ各国で注目を集めている。今回は日本代理店である(株)イオニアの齋藤登社長に「Beaumont Textiles」について語っていただいた。

    

2020年からエディターとして再スタート
ハイクオリティーな6コレクションを発表

 「Beaumont Textiles」の前身は、1888年にボーモント家がイギリス・マンチェスターで創業した生地メーカーでした。その後、ボーモント家出身のオーナーが6代続く中で、海外の生地を仕入れてコレクションにまとめて販売する問屋として事業を拡大させてきました。

 6代の歴代オーナーの中で、5代目のビル・ボーモント氏(Bill Beaumont)は、イギリスでは知らない人はいないほどの有名なラグビー選手(現ワールドラグビー協会会長)で、そのネームバリューを活かすため会社名も「Bill Beaumont」に変更、イギリスでの知名度は飛躍的に高まりました。また2016年からはハイムテキスタイルへの出展を開始し、海外への販売も強化しました。

 当社が「Bill Beaumont」と出会ったのは2018年のハイムテキスタイルでした。その後マンチェスターの会社に訪問し取り引きをスタート、日本で「Bill Beaumont」のコレクションを販売してきました。

 大きな変化があったのが2019年です。投資会社が「Bill Beaumont」を買収、オーナーが変わり新社長が就任、社名も「Beaumont Textiles」に改め、事業体制をガラリと一新させたのです。これまでは問屋として、生地メーカーから仕入れた生地をコレクション化し販売してきましたが、新体制以降はインハウスデザイナーを置き、自社でデザイン開発して提携工場で生産、そのオリジナルのテキスタイルを「Beaumont Textiles」というブランド名を冠して販売するという形に転換しました。いわゆるエディターと呼ばれる形態です。

 そして2020年からエディターとしての新コレクションを一部発表、2021年に6コレクションが完成し本格販売をスタートしました。今回当社で販売を開始したのがこの6コレクションになります。

 その代表的なコレクションが「URBAN JUNGLE」です。スマトラ島の大自然からインスピレーションを得たエレガントで優雅なデザインが特徴で、絶滅危機に瀕しているオランウータンの親子をメインテーマにしています。同コレクションの売上の一部はスマトラ島の野生動物保護区Sepilok に寄付するなど環境保護にも取り組んでいます。



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