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2024年3月12日
サンゲツ 「サンゲツデザインアワード」最終審査会で大賞作品決定


ファイナリストと審査員


プレゼンテーションの様子

 (株)サンゲツは、3月12日(火)に新東京オフィス「PARCs Sangetsu Group Creative Hub」にて「サンゲツデザインアワード 2023」の最終審査会を実施、大賞作品をはじめ各賞の受賞作品を決定した。

 同アワードは、2017年から毎年開催しているデザインコンペティション。これまでは「サンゲツ壁紙デザインアワード」として壁紙のデザインを募集してきたが、7回目となる今回は、壁紙にとどまらずより幅広い「壁面のデザイン」を募集するコンペティション「サンゲツデザインアワード」として実施された。

 2023年10月10日〜12月8日の期間で作品を募集、367点(WEBエントリー764件/前回の応募件数320件・WEBエントリー513件)の作品が集まった。その中から、一次審査(提出物での審査)、二次審査(動画審査)を経て16作品をファイナリストに選出した。最終審査会はファイナリスト16作品の応募者が集結し、審査員を前にして実施した最終プレゼンテーションにて審査を行った。

 審査員は前回に引き続きクリエイティブディレクターの植原亮輔氏、照明デザイナーの岡安泉氏、建築家の山﨑健太郎氏、インテリアデザイナーの座間望氏、そしてサンゲツ安田社長の5名。

 プレゼンテーションの持ち時間は1人6分。2分間のプレゼンに続き、審査員からの質疑応答が4分間行われた。16作品のファイナリストたちは、短い持ち時間の中、作品のコンセプトやデザインポイントなどを説明、それに対して審査員からは鋭い質問が投げかけられた。今回よりテーマが壁紙デザインから「壁面のデザイン」となったことから、枠にはまらない斬新なアイデアや発想の壁装材が多数提案されるなど、非常に見応えのあるものとなった。

 すべてのプレゼンテーション終了後、審査委員による最終審議が行われ、セレモニーにて結果を発表、最高賞である大賞には「Translucent」(小泉裕聖氏)が選出された。「Translucent」は、下地補強材に用いられる寒冷紗にカラーをプリントしたもので、合板の下地の木目が透き通ることでカラーとともに木の風合いも楽しめるようになっている。また幾重にも重ねることで色の重なり合いも楽しめるなど空間全体に温かみを与える。プレゼンテーション後には審査員たちが実物を目にすべく小泉氏の前に集まった。


「Translucent」(小泉裕聖氏)のプレゼンテーション


「Translucent」

 また優秀賞を獲得した「Thunder」の作者である田淵萬坊氏は、「紙のタイル クラフティ」にて審査員賞とサンゲツ社員賞を獲得するなど計3賞を受賞、80歳という最高齢での快挙に会場は盛り上がった。

 結果発表のあとには、審査員によるトークショーが行われ、同アワードの総括や作品についての感想が語られた。トークショーの内容、および受賞作品の詳細は、インテリアビジネスニュース(本紙)3月25日号にて掲載する予定である。


トークセッション

■「サンゲツデザインアワード2023」受賞作品
大賞:「Translucent」(小泉裕聖氏)
優秀賞:「Thunder」(田淵萬坊氏)
審査員賞:「イエティ」(にしまたひろし氏)
審査員賞:「Ocean Plastic – 思い入れワークショップ」(光井亮二氏)
審査員賞:「空気の足跡」(奥田樹氏/前波可菜子氏)
審査員賞:「紙のタイル クラフティ」(田淵萬坊氏)
サンゲツ社員賞:「紙のタイル クラフティ」(田淵萬坊氏)

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