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2018年5月26日
川島セルコン 『創業175年 川島織物の伝統を伝える「温故知新」』展開催


館内

 (株)川島織物セルコンは、さる5月14日に「織物文化館」の名称を「川島織物文化館」に変更したが、それを記念した特別展示として『創業175年 川島織物の伝統を伝える「温故知新」』展を2018 年5月28日(月)~2019年5月10日(金)の期間で開催する。

 今回の特別展示では、二代川島甚兵衞を筆頭に先人たちの妥協を許さないモノづくりの姿勢と、心血を注いで製作した織物の技術が、現代に継承されていることを、明治期の織物や図案などから紹介する。一部展示は、変遷や継承を体感しやすいよう、明治期と現代の比較で紹介する。

 中でも綴織壁張「光琳流水」は、川島織物文化館の原点である織物参考館の壁面を飾っていた綴織。二代川島甚兵衞はフランスで目にしたゴブラン織に触発され、それに勝るものをと技法や織機の改良を重ね技術を確立し、日本式室内装飾を考案した。そして日本式室内装飾の提案の場として建設したのが織物参考館で、壁面・天井・窓掛・卓被(テーブルクロス)・椅子張りと、館内の大部分に最高級の染織品を施した。製織技術は現在にも引き継がれていますが、今の綴織とは違った魅力がある。
 また、紫陽花を中心に絢爛たる花々がちりばめられた「百花」は、最後の琳派といわれる画家・神坂雪花が描いた同社を代表する図柄である。
 入館料は無料。見学は事前予約制(予約専用TEL:075-741-4323)。


綴織壁張「光琳流水」


窓掛「百花」

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