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2013年4月3日
痩身美容専門エステ「Bloom」横浜進出 早乙女氏がプロデュース


BLOOM横浜入口


BLOOM横浜、受付回り

サーモシェイプやエンダモロジーといった、最先端機器を使った痩身美容専門エステサロン「Bloom」は、本紙「インテリアビジネスニュース」にて既報の通り、銀座店、銀座アネックス店、表参道店、原宿店(メンズ兼用)を相次いで出店しているが、さる3月25日(月)には、横浜駅東口に隣接する横浜スカイビル23階に、横浜店をオープンした。
「Bloom」の急成長には、高度な施術や接客に加えて、ラグジュアリーな内装デザインが集客面で大きく貢献していることから、本紙でも継続して取材して来たが、今回は初めての横浜進出。しかも核テナントの大手百貨店のほかに、大手企業等のオフィスも入居する複合商業ビルということで、不動産の仲介と内装デザインを手がけた(株)ガウディの早乙女明子氏に詳しくお話を聞いた。

この物件は、フロアごとに目的が分かれておりもともとこの階はオフィス向きの空間、他階にはエステサロンがあるが、この階がエステサロンに使用されるのは今回が初めて。エレベーターを降りて店にたどり着くまでの雰囲気はオフィスフロアそのものだが、店舗に一歩足を踏み入れた瞬間、オランダの巨匠、マルセルワンダースによる等身大の馬のオブジェ照明(moooi)がお出迎えするなど、まるで異空間が展開されている。
いわば「隠れ家風」の店舗であるが、この物件を選んだのは、初めての横浜進出なので、とにかく駅からのアクセスがいい場所であることを最優先した結果で、海に向かって開けた23階からの眺望も魅力だったという。ポイントは、多額の予算をかけることなく、いまあるものを利用しながら、オフィス用をエステサロンに変身させ、Bloomらしいゴージャスな空間とするか。
「お客様にまた行きたいと思ってもらえるような空間の演出に一番力を入れました」と早乙女さん。インテリアのポイントとしては、まず、サロンは黒いバブルの照明(BEADS PENTA)にバロック風の「BLACK MINK」のチェア、クロームの輝きが家具などのブラックに映えるシャンデリアなどを配した(いずれもトーヨーキッチン)。またカラフルなソファはAIDEC、ちょっとレトロなフォルムのローテーブルは黒川雅之氏のデザイン。窓回りと間仕切りはサイレントグリスで、シェードは窓から見える景色と調和するカラーリングを心掛けた。さらに、オフィス仕様の蛍光灯は、マナトレーディングのファブリックでさりげなくカバーしている。タイルカーペットはサンゲツ。施術後、お客さんが化粧直しをするスペース等には、インテリアデザイナー・萩原多恵子氏の抽象水墨画を飾っている。

ちなみに、天井にはビル自体の内装制限等で手を加えられなかったので、お客さんの視線を水平方向へ誘導するようなインテリアとした。理想を言えば、現状の2600cmの天井高はエステ店にしては低く、ほかに蛍光灯やエアコンの位置など、手を入れたかった箇所はいろいろあるそうだが、ビル側の安全に対する配慮の意を汲み、スケルトンの状態から組み直すことなく、インテリアによって用途転換を図ったとのこと。
なお、今回のBloom横浜店は、施術室が8室あり、当面4室の稼働であるが、遅くとも年末までには全室の稼働を目指すとのことだが、オープン早々、既に予約が一杯であるという。


施術室1


施術室2


パウダーブース


サロン

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