特集

2009年11月7日配信

2009年11月7日配信
【インタビュー】JAPANTEX2009実行委員長 奥野信三氏
業界活性化へ向けプロ向け企画充実
――(社)日本インテリアファブリックス協会
奥野実行委員長
――今年のJAPANTEXの概要についてお聞かせ下さい。

昨今の経済情勢、そして昨年のJAPANTEXの状況から考えて、今年は非常に厳しい状況になるであろうことは、以前から予想しておりました。その中で、NIF全体の総意として、会期を3日間に短縮し来場対象をビジネスユーザーに絞り込んだ形に転換する、という今後の方向性が決まっていましたので、JAPANTEX実行委員長としては、それをいかに形にしていくか、ということが重要な課題でした。
まず考えたことは、NIFとして展示会を主催することの意義とは何か、ということです。やはり主目的となるのは業界の活性化です。出展者、そして来場者がビジネスにつながるような展示会にし、それによって業界活性化を図るということです。特にJAPANTEXはインテリア専門店、内装工事店が多数来場する展示会ですので、その方々を主眼に置いて企画を進めました。
もう一つは、NIF自体の存在感を示していこうということです。現在NIFには、JAPANTEX実行委員会以外に4つの委員会があり、それぞれが業界活性化に向けた事業を実施しています。対外的にあまり知られていませんが地道な活動を続けています。そこで今年がNIF設立30周年という節目の年でもありますので、会場内に30周年記念ブースを設け、その中で改めて4委員会の活動を紹介いたします。
ビジネスユーザー対象に転換したことで、展示会の内容も変わってきますか?
奥野 もちろん、ビジネスユーザーを想定した企業ブースの展示、各種企画に変わってきます。さまざまな変化がありますが、1つ大きな特徴を挙げるとすれば、小規模出展者をクローズアップした点です。これまではNIF会員企業を中心に、大規模ブースが目立っていましたが、小間の配置を工夫することでブースを目立つようにしたり、小規模出展者用の商談スペースも確保しました。また初めて試みとして「出展者プレゼンテーション」も企画しました。来場者にとっても、隠れた良い商品・サービスが見つけやすくなると考えています。

――来場者誘致について。

メインターゲットは、やはり専門店、工事店です。そのための仕掛けとしてWTPセミナーといった企画を用意しています。
もう一つ、新しい取り組みとして法人の来場促進を積極的に行っています。今回からBtoBへ転換しましたが、今までの得意先関連だけでは広がっていきません。将来のお客様になるような、例えばホテルオーナーなどを誘致することで、ビジネス拡大を図っていく考えです。

――最後に来場者に一言お願いします。

たくさんの方々にご来場いただけるように、さまざまな企画を考えました。アトリウムではサプライズも用意しています。
今年はJAPANTEXが変わる第一歩でもあります。是非ご来場いただき、いろいろなご意見を頂戴出来ればと思っています。

――ありがとうございました。

■「JAPANTEX2009」開催中 フォトレポート

■「JAPANTEX2009」ここがポイント
NIF創立30周年記念 特別展示、企画、講演を実施
小規模出展者をクローズアップ 出展者プレゼンテーション
専門店の元気が業界の未来をつくる! WTPミニセミナー実施
最先端を走る「旬」の4名が集結 インテリア・トーク・セッション

■「JAPANTEX2009」出展者情報

■【インタビュー】JAPANTEX2009実行委員長 奥野信三氏

JAPANTEX2009のホームページ
http://www.japantex.jp/
その他の特集

インテリアビジネスニュース購読案内

インテリアビジネスニュースは、インテリア専門店動向をはじめとするインテリアビジネスの最前線情報から消費者動向に至るまで、幅広く、深くインテリアビジネスに関する情報を発信しています。
より詳しくインテリア業界を知るための必携の専門新聞です。

  • ご購読のお申し込み
  • サンプル紙ご請求

IBNewsグループサイト

インテリアビジネスニュース
月2回発行
インテリア業界専門新聞
カーテン買うならこのお店
カーテンショップ選びの
総合情報サイト
カーテントレンドニュース
カーテン業界の
トレンド情報等を発信中!

Get ADOBE FLASH Player
当サイトでは、一部FLASHを使用しております。ADOBE FLASH Player をお持ちでない方は、左バナーをクリックしてダウンロードしてください。