特集

2009年2月21日配信

2009年02月21日配信
heimtextil2009 ハイムテキスタイル2009日本企業情報
初出展の黒沢レース、スリーエイ化学 高い技術力とデザイン性で高評価
-海外情報
日恵装飾
黒沢レースの「ラインビュー」
スリーエイ化学のブース
光の反射で立体感を表現
ニチベイトレーディング
ハイムテキスタイル2009には日本から32社が出展し、世界に向け自社製品を訴求した。その筆頭はすでにエディターとしての地位を確立させた「NEED’K」(日恵装飾(株))であるが、その他にも高い技術力とデザイン力で存在感を示す企業が多かった。特に今回が初出展となった(株)黒沢レース(本社・群馬県/黒澤昇社長)と壁紙メーカー・スリーエイ化学(株)(本社・千葉県/丸山知昭社長)は、多くの来場者の注目を集めた。

黒沢レースが出品したのは、ストリングスカーテン(紐状カーテン)「ラインビュー」。同商品の特徴は3つ。1つはキメの細かさである。一般的なストリングスカーテンの場合、9ゲージ(1インチ当たり9本の紐が入っている)だが、「ラインビュー」では、12ゲージと18ゲージを用意し、より繊細なイメージを打ち出した。その紐の中に純銀糸「ミューファン」を織りんだのがもう1つの特徴である。キラリと光る銀糸がデザインのポイントになる他、抗菌や銀イオンなど機能面にも効果を発揮する。そして3つ目が全面にデザインをプリントした点である。これまでのストリングスカーテンへのプリントは片側面のみに施されていたが、「ラインビュー」は紐1本1本にプリントを浸透させているため、裏側からもデザインが楽しめる。見た目のインパクトが大きく、この点が非常に評価されヨーロッパやロシアなど100社以上の企業から引き合いがあった。

スリーエイ化学は、海外での販売を担当する(株)テシードとともに「WAZA 技」ブランドを立ち上げ展開した。「WAZA 技」は、日本の伝統技術を導入した海外市場向け壁紙コレクション。職人がアルミ版にデザインを手彫りし、その型を使い壁紙に表現するというもので、均一的なデザイン表現になる機械彫りと違い、特有のムラがありそれが味わいとなる。また光の反射による立体感も表現するなど、高い技術力、そしてデザイン性にも注目が集まった。モダンな「Geometric」と、伝統柄を現代風にアレンジした「Orental」の2シリーズ9柄85点を展開する。

この他、2年連続出展となったニチベイトレーディング(株)は、昨年よりもブースを拡大しての出展となった。メインディスプレイには、昨年のジャパンテックスのようにバーチカルブラインド「アルペジオ」を展示、この他、ロールスクリーン「ソフィー」や木製ブラインド「クレール」などを展開し、品質の高さを存分に訴求した。
この4社以外にも、総じて日本企業に対する関心度は高く、他の産業と同様、インテリア業界においても海外市場で活躍する企業が増えていくだろう。

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