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2021年6月16日
サンゲツ 「Morris&Co.」のライセンスを取得


「Morris & Co.」のデザイン

 (株)サンゲツは、5月12日、英国の老舗インテリアブランド「SANDERSON DESIGN GROUP(サンダーソン デザイン グループ)」とのパートナーシップ契約を締結、同契約によりサンゲツは「SANDERSON DESIGN GROUP」の代表的なブランド「Morris&Co.」の、日本を含む東アジア・東南アジア全域におけるライセンスを取得した。

 同社は2017年以降、「SANDERSON DESIGN GROUP」とは、オリジナルブランド「EDA」の立ち上げ・展開を通じて、壁紙やファブリックの共同開発を行い、強固な協力関係を築いてきた。今回のパートナーシップ契約により、サンゲツは日本、韓国、台湾、シンガポール、タイ、香港、中国を含む東アジアおよび東南アジアの16ヵ国において、「Morris & Co.」の壁紙、床材、ファブリックのライセンスを取得した。なお壁紙では、日本をはじめとする14ヵ国における独占権を取得している。また「Scion(サイオン)」の壁紙についても、日本国内でのライセンス契約を締結した。契約期間は「Morris & Co.」が5年間、「Scion」は4年間。

 今回の契約を通じ、サンゲツはウィリアム・モリスのデザインアーカイブを元にした共同開発にチャレンジする。「Morris & Co.」の伝統的なアーカイブスに現代の嗜好やライフスタイルを掛け合わせ、空間全体のコーディネートが可能な壁紙、床材、ファブリックを開発することにより、ウイリアムモリスの新たな世界観を楽しめる空間を提案する。またライセンスをベースとした国内生産により、お求めやすい価格で提供する。

 

■両社CEOからのメッセージ

SANDERSON DESIGN GROUP
CEO リサ・モンタギュー氏

 日本および東・東南アジア全域のマーケットリーダーであるサンゲツグループと、このようなライセンス契約を結ぶことができ、たいへん嬉しく思います。サンゲツの強みである市場ポジションと販売力には、大いに期待しています。サンゲツは、Morris & Co.ブランドの可能性を最大限に引き出し、壁紙、ファブリック、床材などの商品をアジア全域に展開してくれるでしょう。

 
株式会社サンゲツ
代表取締役 社長執行役員 安田正介氏
 
 このたび、SDG社との提携に合意できたことを、たいへん嬉しく思っています。過去5年間、SDG社とは、同社のデザインアーカイブをもとに新しい壁紙やファブリックを制作してきましたが、卓越した洞察力と能力を持つ同社のデザイナーには、たいへん感銘を受けました。
 Morris & Co. は日本で長く愛されているブランドであり、今回のSDG 社との提携により、日本や東アジア、東南アジアの市場に向けてMorris & Co. の新しい商品を創造し、発売できることを非常に楽しみにしています。

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