家具への仕上げイメージ
シンコールマテリアル(株)は、椅子張り用レザーの総合見本帳を3年ぶりに改訂、「FURNISHING LEATHER/THE MASTERS SELECT 2021-2023」を11月4日(水)に発行する。
見本帳
新見本帳では、まず規格幅を従来の122センチ中心から裁断効率の良い137センチ幅中心に変更、最終製品(椅子・ソファ)対するコストパフォーマンスを向上させた。商品ページでは137センチ幅商品を122センチ幅に換算した価格を併記し、「お値打ち」感を表現している。
機能面については、注目度の高まる抗ウイルス商品として「バリケード」をラインアップ、高い抗ウィルス性能で付着したウイルス・細菌を1時間で99%低減させ活動を抑制する。また特殊製法でレザー自体が吸放出をすることによって本革に近い手触り感を表現する「ゼラファイト・プロ」も収録する。
メンテナンス性においては、こちらもコロナ禍で注目が集まる次亜塩素酸やアルコールでのメンテナンスに対して、かねてより耐次亜塩素酸/耐アルコール性商品を展開してきたが、今回はさらに抗ウイルス性機能も追加しメンテナンス性を向上させた。
この他、見本帳自体にもWEBカタログや施工例写真の充実、さらにAIスピーカー「Alexa」(アレクサ)での商品検索などさまざまな工夫が盛り込まれている。
「バリケード」の抗ウイルスイメージ
「バリケード」の効果
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