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2020年4月23日
北欧デザイン黄金期の名作を復刻した「NORDISKA TYGER」がデビュー


北欧の名作を復刻

 1960〜70年代における北欧テキスタイルデザインのレジェンドたちが手がけた名作を復刻、あるいは本人が歳月を超えてリデザインしたコレクション「NORDISKA TYGER」が、このほどリリースされ、日本市場での展開を進めていく。

 「NORDISKA TYGER」(ノルディスカ ティーゲル)とは、スウェーデン語で「北欧のテキスタイル」という意味。bp international Tokyo(株)と、スウェーデンのY. Berger & Co. AB、そして日本フィスバ(株)という3社の共同プロジェクトによるものだ。

 数々のテキスタイルデザイナーと強いパイプを持つ、テキスタイルコレクター、サラ・アクステイウス氏による北欧インテリアテキスタイルに関するバイブル「TYGER VI MINNS FRÅN 1960- OCH 70- TALEN」「RETRO TYGER VI MINNS」に掲載された、黄金期60-70年代の生地をもとに、デザインを復刻し、日本市場向けに紹介するために立ち上げたとのこと。

 そもそも、前記のブック2冊の内容があまりに素晴らしかったことから、ブランドとしてのローンチを思い立ったのだそうで、中には、当時デザインされたものの、実際には市場に出回らなかった作品や、生地幅に合わない図面を、40年以上もの時を経て、デザイナー本人が新たに絵柄を描き足してデザインし直したものなど、貴重な作品を順次追加していく。またブック自体も、今後日本語版で出版する計画であるという。

 ちなみに、モノづくりの面では、環境問題が重要視される昨今、持続可能な開発目標(SDGs)に添い、通常のコットンと比べて、農業用水の使用を91%減らし、エネルギー使用量を62%減らすオーガニックコットン(インド製)を使用して、地球環境問題に配慮。労働環境の改善、労働者への対価の保証、労働者を含むブランドに関わる全ての人の人生を豊かにする、本当の意味での持続可能性を追求し、その必要性、重要性を訴求しつつ、日本市場に環境問題を喚起しながら、活動を行っていくという。

 販売代理店は、日本フィスバ(株)。5月1日付でオンラインストアにおける販売を開始する。
 なお、今般の新型コロナウィルスに対する政府の緊急事態宣言を受けて、ブランドデビュー記念イベント〈NORDISKA TYGER meets VOLVO − 1960-70年代の北欧テキスタイル展〉と、伊勢丹新宿店での特別展示及び販売については延期され、6月以降に企画していく予定。


「NORDISKA TYGER」


「NORDISKA TYGER」

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