(一社)日本ライフスタイル協会が、インテリア製品の接客・販売のプロを認定する資格「リビングスタイリスト」。4月2日〜5月31日まで、平成30年度夏期試験の受験申請を受け付けている。
文部科学省後援事業でもあるリビングスタイリスト資格は平成17年に創設。延べ合格者数は25,000名以上にのぼる。インテリア商品販売の店舗スタッフが、顧客に気持ち良く購買してもらうための接客マナーや販売技術を身につけ、売上に貢献する人材へと育成することを目的として創設された。受験者の多くはカーテンや家具などインテリア関連の店舗、ホームセンター、大型ショッピングモールなどに勤める販売員が中心。資格を取得することで接客スキルが上がるだけでなく、販売員自身の意識向上につながることから、企業ごとに団体受験を申請するケースも多い。
3級試験は主に学生を対象としており、インテリア商品についての基礎知識や社会人としての基本的なマナーを問う内容で、合格率は毎回90%以上にのぼる。2級試験は流通業界における基礎知識やマーケティング、旬なテーマについての理解度など、インテリア商品の販売員が身につけておくべき内容が中心。現役の販売員や社会経験のある人は2級試験から受けるのがいいだろう。
なお1級試験は冬に行われ、インテリア業界を取り巻く一定のテーマについて自身の考察や改善策を論ずるというもの。2級合格が条件であり、難易度も高いが、興味がある人はぜひチャレンジしてほしい。
■「平成30年度 夏期リビングスタイリスト資格試験」実施概要
試験日:平成30年7月8日(日)
受付期間:個人 4月2日(月)〜5月31日(木)
団体 4月2日(月)〜5月24日(木)
試験時間:3級50分 2級90分
受験資格:制限はなく誰でも受験できます。併願も可。
試験会場:仙台、東京、名古屋、大阪、福岡
受験料:3級5,000円(税込) 2級6,500円(税込)
|
|