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世界最大級のホーム&コントラクトテキスタイル国際見本市「ハイムテキスタイル2025」(主催・メッセ・フランクフルト社)が、さる1月14日~17日の4日間、ドイツ・フランクフルト国際見本市会場にて開催された。
コロナ禍明け3度目の開催となる今回は、前回(60カ国・地域/2838社)からさらに規模が拡大、65カ国・地域から3000社を超えるテキスタイル関連メーカー・ブランドが出展した。
ドイツ経済はエネルギー価格の高騰を主因としたインフレにより疲弊しており、インテリア市場もかなり冷え込んでいると言われている。その影響から、国際的にも注目度の高いデザイン見本市「ケルン国際家具見本市」は、出展者不足を理由に直前で中止が決定、毎年同時期にドイツ・ハノーバーで行われていた「ドモテックス」も休止された。そうした状況の中で、両展の出展者の一部が「ハイムテキスタイル」に流入し、厳しい市場環境下で規模が拡大したということだろう。その意味では、今後はドイツ展示会の「ハイムテキスタイル」への一極集中が進んでいくのかもしれない。
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