ナイロン66ファイバーメーカー、米国・インビスタ社の納期遅れ(供給不足)問題は、カーペット業界に大きなインパクトを与えている。
この問題は、もともとナイロン66原料が世界的に不足気味の状態にあるなかで、2月のテキサス寒波による大規模停電↓生産停滞、コロナ不況からの米中経済の急回復(カーペットも売れている)、そして海上輸送の大混乱など、さまざまな要因が重なって生じているものだ。
弊社調べでは、国内ナイロンカーペット市場(人工芝除く)におけるインビスタナイロンの投入量シェアは約4割、原着ナイロンに限れば約半分と見られ(いずれも2020年)、ナイロンカーペットを扱うほぼすべてのインテリアメーカーが影響を受けている。
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