ガストンダニエラ
刺し子風の使いやすいファブリック
フランス・パリ市内において、テキスタイルエディターが新作コレクションを一堂に発表する「パリ・デコオフ2025」が、1月15日~18日の期間で開催した。
ホームデコレーターが最新作品を展示する「Festival of Fabric」はもうすかりデコオフの顔となり、ショールㇺの外壁を飾る美しいカーテンや巨大な椅子、そしてお馴染みのランプシェードが、インテリアの祭典に相応しく通りを飾った。
なんと言っても今期印象的なのは、これまでのファブリックや壁紙、タッセルに加え、家具ブランドや照明ブランドがデコオフで華やかに展開をしていたこと。イタリア家具がパリのデコオフにポップアップショールーム展示を行っていたり、照明ブランドが加わるなど、より広がりを見せていた。
ドイツでの国際家具見本市の急遽中止も伝えられた中、デコオフでは既存のショールームとパリの街にあるインテリア店。加えて海外からの家具や照明のPOPショールームの展示が加わり、より広いバイヤーやデザイナーの交流の場となっていた。
その中で、フィッシュバッハ1819は「Formidable/人生は素晴らしい」というコレクションを発表。子供のころの美に対する純粋な感情を、時に左手で描くなど、ヒューマンタッチを重視した技法により発表。またマルセルワンダーとのコラボで穏やかな中にも感情を動かすような、新鮮なコレクションを発表した。
その他の多くの展示やメゾン・エ・オブジェの様子はとインテリアビジネスニュース(本紙)にてお届けする。
(レポート・あみむらまゆみ)
フィッシュバッハ1819 フォーミダブル
マルセルワンダースとのコラボ作品 どれも技法が凝らされているが、馴染みやすく使いやすい作品
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世界最大級のBtoB消費財見本市「アンビエンテ2025」