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2022年4月6日
東リ 「気候関連財務情報開示タスクフォース」提言への賛同表明



 東リ(株)は、このほど金融安定理事会(FSB)により設置された「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の提言に賛同を表明するとともに、同提言に賛同する企業・金融機関等により構成される「TCFDコンソーシアム」へ参画したと発表した。

 東リグループは、2030年のあるべき姿<TOLI VISION 2030>の実現に向け、地球環境保全への対応を重要課題の一つと位置付け、CO2排出量削減目標およびリサイクル率目標・産業廃棄物排出量削減目標を設定し、環境負荷低減に対する具体的な取り組みを積極的に実施している。

 こうした中、同社ではTCFD提言への賛同表明とコンソーシアムへの参画を機に、気候変動がもたらす事業へのリスクと機会について、関連情報の開示の質と量を充実させるとともに、2022年4月1日より気候変動対応プロジェクトマネージャーを新設し、気候変動に対する分析と取り組みをより一層強化する。
 なお、東リグループの関連情報開示は2022年6月を予定している。



■東リグループの環境負荷低減目標
(1)CO2排出量削減目標
 事業活動におけるCO2排出量を2030年度までに2020年度比で30%削減することを目指す。CO2排出量削減目標達成に向けて、省エネ活動の推進や生産・輸配送の効率化、省エネルギー設備の積極的な導入、商品の軽量化による輸送エネルギーの削減、社用車のEV車等への切り替えなど、エネルギー使用量の削減に努める。
 また、ナイロン原糸紡糸設備の拡充による川上技術の取り込みや使用済み商品を回収し原材料へ還元する取り組み、再生原材料の活用、高耐久商品の開発、ワックスメンテナンス不要商品の拡充など、サプライチェーンにおける産業廃棄物排出量削減・CO2排出量削減にも努める。

(2)リサイクル率目標・産業廃棄物排出量削減目標
 循環型社会の形成に向け、2030年度までに2019年度比でリサイクル率90%以上を実現し、産業廃棄物排出量を60%以上削減することを目指す。生産工程で発生する端材や廃止品等のリサイクル率をさらに高める技術の確立、リサイクル設備の増強、原材料使用量低減技術の進化など、省資源への取り組みを推進する。

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