開催テーマ「Next Value 未来へつなぐ」
「ヒトエ」シリーズ
東リ(株)は、2018新製品発表会を、「Next Value 未来へつなぐ」をテーマに、10月11日(木)・12日(金)の両日、東京・飯田橋のベルサール飯田橋駅前にて開催、設計・デザイン事務所他多くの業界関係者で大盛況であった。
今年のテーマ「Next Value 未来へつなぐ」は、同社が長年培ってきたメーカーとしての技術にさらに磨きをかけ、新たな価値をもたらす製品開発に力を注いできたことへの思いを込めたもの。会場では、未来へつながる「プラスアルファの品質やデザイン」を追求した新製品が展開された。
そのメインとなるのが、今年6月に新発売した国産初となる単層ビニル床シート「ヒトエ」シリーズ。オーソドックスなチップ柄に透明チップが混在し豊かさと繊細さを持つ「ヒトエ グランザ」(17色)と類をみない極めて繊細な無方向チップ柄の「ヒトエ ファイン」(9色)を展開、独自の技術により優れた耐摩耗性、メンテナンス性、そして全層抗菌性能を付与、高い品質の単層床材ビニルシートに仕上げた。
また10月23日に新発売する、ビニル床シート見本帳「シートコレクション 2018-2021」、グラフィックタイルカーペット「GXシリーズ」、タイルカーペット「エクスクローム」「MTEシリーズ」などの各種床材、タイルカーペットも大々的に展示した。
「シートコレクション 2018-2021」は、「CFシート-H」「CFシート-P」「マチュアNW」「ホスピリュームNW」「フロアリュームNWシリーズ」他ビニル床シート全13品種、および巾木を収録したビニル床材の総合見本帳。特に今回はクッションフロア「CFシート-H」「CFシート-P」において、「RE-PRODUCTION(リプロダクション)」をテーマとした新柄を多数投入した。これは、同社が国産初となるクッションフロアを発売した1970年代のデザインを現代風にアレンジしたもの。柄はほぼそのままに、カラーにトレンドを取り入れることで約40年前のデザインをよみがえらせた。さらに巾木には、遊び心の空間デザインを演出する波形のウェーブ形状が業界ではじめて登場した。草原、海、大地などをモチーフにした6配色を展開する。
「GXシリーズ」は、ワンランク上のタイルカーペットシリーズとして、デザイン性を追求したシリーズ。「より上質なJAPAN DESIGNへ」をコンセプトに、伝統的な金継ぎ手法を表現した「グレイスライン」、大柄の石畳をイメージした「ロックガーデン」など意匠性の高さを訴求、また「エクスクローム」では、インクジェットプリント技術を活かした大胆なデザインを、「MTEシリーズ」には苔や樹皮、タイルなどを東リ独自の特殊溶融エンボス加工で表現した新柄を紹介した。
この他、アースカラーの追加やサイズバリエーションを追加した「コントラクトカーテン Vol.14 plus」、選びやすさ、機能性、デザイン性にこだわった壁装材シリーズ「POWER1000 2018-2021」など、カーテンや壁紙の新デザインもアピールした。
さらに今年3月に代理店契約を結んだロイヤルタイ社のカーペットも展示、ザハ・ハディッド氏がデザインしたカーペットに来場者の注目が集まった。
「GXシリーズ」 石畳をイメージした「ロックガーデン」
「MTEシリーズ」 苔をイメージした新柄
ロイヤルタイ社 ザハ・ハディッド氏デザインのラグ
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