商品ニュース
2010年2月21日配信
ニーディック 「IMECA」「DAN」の新作を発表
「IMECA」
Dan」
(株)ニーディックは、さる2月18日(木)、東京・代官山のニーディックテキスタイル代官山ギャラリーで2010新作プレス発表会を開催、NEED’K「IMECA」及びDANプロジェクト「DAN」の新作を発表した。
「IMECA」のテーマは、「Un・Real Textile」。いま、シンプルで匿名性が高く、価格志向のリアルクローズ、リアルインテリアが持てはやされ、ビジネス的にも展示会の開催中止や規模縮小といった後ろ向きのニュースが多く流れる中、来期以降のトレンドを占う世界のトップデザイナーたちのコレクションでは、むしろ“主張するデザイン”が目立ち始めている。そうしたプレミアムな市場では、単なるボリューム市場へのアンチテーゼではなく、上質感あふれる差別化と確固たる主張するデザインが求められているとの認識から、ニーディックでは今回、「IMECA」コレクションから最もモードなふたつのデザインテーマを提案するとしている。
まず「Geometry+」は9アイテム。柄と柄、柄と織り組織、素材と加工など、ふたつ以上の仕掛けを施し、アートに昇華したテキスタイル。モダンで簡潔でありながら奥行きのある大人のシックな空間を創る。収録アイテムは、例えばベーシックなチェックがグラデーションで変化する「Grid」、世界に誇る日本の職人技により、1巾の中に様々なチェックがキュービック状に、立体的に浮き出ているように表現した3Dテキスタイル。様々なチェック、ヘリンボーン、ハンドトゥースなど様々なジオメトリック柄を石畳のパッチワーク風にコラージュし、先頃開催された「メゾン・エ・オブジェ」で評判となった「Stone」、タテ糸にシルクオーガンジーを使用、半透明な生地に、一見様々なトリムを縫い付けたように見えるが、実はすべて織りの技術で表現した「Trim」などなど、一点一点が技術を極限まで追求したファブリックばかりである。
また「Texture vol.2」は、6アイテム+リコレクション2アイテム。新しい素材や、奥行きのある組織の組み合わせで、上質感あふれる差別化された質感、素材感が美しいシリーズである。パイソン柄を高密度のジャカードで表現した「Reptile」、和紙とウールの収縮性を活かした「Dragon leather」、卓越した織りとカットの技術で、開花する花びらを立体的に表現した「Bloom」など存在感のあるアイテムが収録されている。
ハイムテキスタイルのトレンドセッターを2年連続で務め、世界的に注目される南村弾氏率いるDanプロジェクトによる「Dan」は、「水の惑星」「ジオボタニカル」「異文化表現」というテーマを、1デザイン1カラーで表現したシリーズ。「水の惑星」では、クリアに反射する水面を表現した「ミズ」、台風の後の澄み切った夕焼け空をモチーフにした「ソラ」といったトランスペアレンツ、爽快な晴れの中に降る雨を箔プリントで表現した「テンキアメ」など。「ジオボタニカル」では、子供の描く絵のように、ワンラインで表現した花柄の「ピカ」、「異文化表現」では、CMYKの糸をタテヨコに入れ、デジタルでジャカードの可能性を大きく広げた「トーキョー」などが特に面白い。
ニーディックのホームページ
http://needk.com/
DANプロジェクトのホームページ
http://www.dan-web.net/
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