特集

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2006年3月5日配信

2006年3月05日号
『上質な窓辺の家具』
木製ブラインド《ナニックシリーズ》
-ナニック ジャパン
木製ブラインド ナニックシリーズ木製ブラインドの草分け

今では大手メカものメーカーのほとんどが展開し、人気商品の一つとなっている木製ブラインドを、現状の形で最初に発売したのがナニックジャパン㈱の《ナニックシリーズ》だった。アメリカの木製ブラインドのメジャーブランドを紹介したもので、十数年前のことである。

先ず発売元のナニックジャパン(株)の概要について。
同社の設立は1996年4月。前身は家具、インテリア雑貨の輸入販売会社パフ㈱の一事業部(ナニック事業部)で、そこで約3年間《ナニックシリーズ》を手がけていたが、木は日本人に好まれ日本のインテリアに合うはずと、より拡販を目指し独立した。設立当時はJAPANTEXにも連続出展した。

《ナニックシリーズ》は横型の「ウッドブラインド」と縦型の「ウッドバーチカル」がある。セールスポイントは、『Fine Furniture For Windows/上質な窓辺の家具』のテーマの下に、一台一台こだわりをもって手づくり製作される品質にある。
素材は厳選したバスウッド(シナの木)で、軽く、スラット(羽根)の反りや曲がり、ねじれ、ひび割れなどの心配がほとんどない。受注後、一台ずつ材料の選択、加工、塗装、組立ての全工程を一貫して自社内で行っている。
カット後塗装はカット面やルートホールの部分も塗装(被覆塗装)できるメリットがある。
「ウッドブラインド」は、スラット幅が4種類ある。スタンダード50㎜の他、25㎜、35㎜、60㎜である(厚みは3㎜)。タイプはスタンダード(テープなし)とクロステープ付きの二タイプ。メカは、重さのあるウッドブラインド用として日本市場向けに(日本で)開発されたものを標準装備している。メカ、スラットともに一年間の保証付である。
カラーは、スラットカラーが標準58色(プラス特注色も可)、クロステープが26色。受注、仕上り寸法も幅、高さとも㎜単位。製作可能面積も最大8.9㎡(幅2438㎜、高さ3658㎜が最大)と突出している。
納期は約2週間。
参考価格は、スラット幅50㎜スタンダードタイプで、幅1980×1980㎜12万7000円(税別)。スラット幅25㎜、35㎜、60㎜とクロステープ付は約10%アップとなる。

「ウッドバーチカル」は、ルーバー(羽根)に特徴がある。幅は90㎜(厚みは5㎜)で、同社独自のヒンジ式分割が施されている(高さ806㎜以上が分割、高さにより等分5分割まで)。これにより衝撃に対する保護と反り、曲がりなどを防いでいる。操作方法は、チェーン方式とハンドル操作方式の2方式。
製作可能寸法は、最大で幅5000㎜、高さ3048㎜までとなっている。
素材、カラー展開、寸法単位、納期、保証は「ウッドブラインド」と同じである。
参考価格は、幅2000×2000㎜25万9400円(税別)。

国内体制を確立

同社では、この程、組立ての国内体制を整備確立した。これにより、安定した受注・出荷が可能となった。
また、4月には新シリーズの発売も予定しており、一層の拡販を目指すとしている。
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