本紙紙面
2025年12月10日配信
【JAPANTEX2025主な出展ブースの様子】

JAPANTEX 2025 会場の様子
今年もインテリ業界あげての国際見本市「JAPANTEX2025」が東京ビッグサイトで開催された。ここでは、主な出展ブースに様子をまとめた。

■サンゲツ
今回のテーマは「共鳴RESONANCE―響きあう空間を、サンゲツマテリアルが調律する―」。人と空間が心地よく共鳴しあい、心身が調律されていくマテリアルを紹介。①自然と共鳴する/紙・土・貝殻などの天然素材をこだわりの技術で仕上げた壁装材。②ソトと共鳴する/ウチソトをボーダレスにし、空間の可能性を広げるエクステリアとセラミックタイル。③感性と共鳴する/作り手と受け手の感性が響き合うデザインストーリーやカラーを持つマテリアル。④社会と共鳴する/「誰もがやすらぎと希望に満ちた空間を創造する」ことを目指した商品や活動を紹介した。

■立川ブラインド
照明やエアコン等と一緒にブラインドやロールスクリーンをコントロール出来るスマホ操作の体験コーナーが多くの来場者の関心を集めた。間仕切「プレイス スウィング」は、寝室のウォークインクローゼットへの使用を想定した活用を提案。調光タテ型ブラインド「エアレ」は、L 字型の窓に製品幅6mまで対応できるレールジョイント仕様で、コーナー取付仕様を展示。レールが2本に分割されることで搬入や施工が便利な点、コーナー部分の隙間を最小限に抑える取付け方で、L 字型窓の眺望を邪魔せず、美しく納まる仕様を提案した。

■ニチベイ
「しあわせを紡ぐインテリア空間 ~未来を彩る モノとコト~」をテーマに、2025年モデルチェンジした店舗・オフィス・住宅用間仕切り「シャレード・シャレードタスク」や、遮光生地を追加した調光ロールスクリーン「ハナリ」をはじめ、住宅向けからコントラクト向けまで幅広く展示した。中でも、集合住宅で人気の間仕切り「シャレード」では他社にないウッドルーバーをラインナップ。また「シャレードタスク」は、開閉時に先頭のパネルを操作すると、2枚目以降も連動して同一方向にスライドする連結アームが独自の特徴とのこと。

■リリカラ
ホタテの貝殻を再利用しつつ、ビニル壁紙同様の施工性があるサステナブルな壁紙「バイオシェル壁紙」(バイオマスマーク認定)や、“伝統と変容Tradition and Transition”をコンセプトに、最新トレンドを反映して来年発売が予定されているオーダーカーテンの新見本帳「FD」などを紹介した。中でも、「FD」の「耐ネコレース」がユニークで来場者の注目を集めた。「耐ネコレース」とは、猫の鋭い爪で穴が生地に空けられても、左右や斜めに引っ張るなど、手で直すことが出来るというセルフリペア機能が特徴となっている。

■東リ
ブースでは、2025年度に発売した新製品として、遮熱性・防滑性などプールサイドに求められる機能を備えたビニル床材「NS遮熱ガーデント」「NSシート NS800」、カーペットでは「GA-3600 サスティブバック」「プライムクラス」、壁装材の「リアルデコ」、幅広いテーストの商品を収録した住宅用オーダーカーテン見本帳の「fuful(フフル)2025-2027」のほかに、ピールアップ形接着剤で既設の床に重ねて貼れる、仕上がりがフラットである点が特徴で、住宅リフォームにおすすめの簡単リフォーム床材「クラシアルタイル」などを展示した。

■シンコールインテリア
「空間に“アイデア”をプラス」をテーマに、今年発表された壁装材「BEST」、オーダーカーテン「abita zione」、タイルカーペット「SQ PRO」を中心にブースを展開。それぞれの商品を用いて、インテリアスタイリングプロの中島淳子氏(サンアベニュー)、山嵜俊彦氏(三愛)、岡本亜希子氏(アンサンブル)の提案によるコーディネート展示を訴求した。また会期中には、スタイリングプロの三氏と一緒に、コーディネートのポイントやブースの見どころ、さらに新商品のポイントをインスタライブによって配信した。
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