本紙紙面

2023年8月10日配信

【プロダクトナウ】「MORRIS CHRONICLES」サンゲツ
伝説のデザインを日本の住宅でも使いやすいコレクションに

カーテン、壁紙、床材、ラグなどトータルで提案
カーテン、壁紙、床材、ラグなどトータルで提案

 (株)サンゲツ(安田正介社長)は、英国Sanderson Design Group(SDG社)と共同で開発した、「MORRISCHRONICLES」を7月6日(木)に発売した。

 「MORRIS CHRONICLES」は、時代を超えて愛されてきたウィリアム・モリスのデザインアーカイブに、現代の感性によるアレンジを施し、新たに誕生したコレクション。「Morris & Co.」のライセンスとしては、世界で初めて壁紙・床材・ファブリックを統一テーマで開発し、空間全体でモリスの新たな世界観を楽しむことができる。

 サンゲツは、2017年以降、SDG社とオリジナルブランド「EDA」の立ち上げ・展開を通じて、壁紙やファブリックの共同開発を行い、強固な協力関係を築いてきたが、2021年に同社とパートナーシップ契約を締結。同契約により、サンゲツは、日本、韓国、台湾、シンガポール、タイ、香港、中国を含む東アジアおよび東南アジア16ヵ国において、「Morris & Co.」の壁紙、床材、ファブリックのライセンスを取得。壁紙では、日本をはじめとする14ヵ国における独占権を取得している。

 今回は、SDG社が保有するモリスのデザインアーカイブをもとにした共同開発を推進し、コロナ禍で往来に制限がある中、オンラインも駆使して頻繁な打ち合わせを重ね、「MORRIS CHRONICLES」として今般の商品化を実現することができたとのこと。



 “CHRONICLES”(年代記)と銘打たれた同コレクションには、1864年から1912年にかけて作られたモリスのデザインの中から、「いちご泥棒」「ウィロー バウ」など、自然をモチーフとする緻密で美しいデザインを、ストーリーや世界観を大切にしながら、シンプルでナチュラルなインテリアが多い日本の住宅でも使いやすいコレクションとして商品化した。

 また、内装材の企画・販売においては、サンゲツのノウハウを活かし、壁紙の防火認定をはじめとする国内の各種基準に適合した、安心して使えるラインアップとしており、壁紙についてはデジタルプリントも用意されている。

 なお、デジタルプリントは使える色数に制限が少ない点が強みである。「MORRIS CHRONICLES」は現代日本のシンプルモダンな空間に合うよう企画されているのに対して、デジタルプリントは、より本格的にモリスの世界観に浸りたい人に訴求していくという。

 主なアイテムは次の通り。

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