本紙紙面
2023年7月27日配信
【この人に聞く】インテリアコーディネーター新潟協議会 渡邉 久美 氏
多様なスキルがあるICが集結し
様々な価値観の顧客に対する会にしたい
渡邉 久美 氏
インテリアコーディネーター新潟協議会は、IC有資格者が、より一層社会的評価を得られるよう知識や技能を身に付ける機会が欲しい、いろいろな職種のICの方々と情報交換をしたいという声に応えて昭和63年に発足しました。今年で35周年になります。現在の会員数は、正会員34名、法人会員4社です。
IC新潟協議会の主な活動としては、まず毎月10日に会報を発行し、月1回ペースで例会を行っております(他に会のフェイスブックとインスタグラムもあります)。
また、コロナ禍の以前(2020年まで)は、(公社)インテリア産業協会の委託事業として、喜多俊之氏・下田結花氏・東利恵氏などの著名人に講師を依頼し、一般の方も参加できるインテリアに関する公開セミナーを毎年5月に企画して来ました。
今年度につきましては、インテリア産業協会設立40周年事業の一環として、来たる10月15日、長岡市役所アオーレナカドマで3年ぶりに開催される、親子対象の建築工作イベント「わんぱく建築工作まつり」に参加し、インテリアパネルを作成するワークショップを行う予定です。
これは、木製パネルを素材に、様々な好みのファブリックをアレンジしてインテリアパネルづくりに取り組んでもらい、出来上がったところで、家のどこに飾るのが一番いいかをご家族で話してもらった上で、私たちがICとしてアドバイスをさせていただくという趣旨の企画です。
このほかに、IC新潟協議会35周年を記念して、会員向けのイベントも企画中です(こちらについては、今後、詳細が決まりましたら、改めて発表する予定です)。
インテリアコーディネーターという資格だけでは、なかなかお仕事が成り立たないというイメージが世間ではあるように見受けられますが、いうまでもなく、ICはとても大切なお仕事です。
住宅なら、住まう人と作り上げる現場の人をつなぎ、店舗などでは、仕事や売上、モチベーションに直結するような重要な役割を担います。
建築士より細かい配慮や、精神面などの考慮、想像力も必要となってくると思います。それにはもちろん、建築に対しての知識は必要です。
いろいろな施主がいるように、いろいろなICがたくさん増えると、インテリアについてもっと関心をもってくれる人が増えるのではないかと思っております。
私はICのほかに、宅建と建築士の資格を持っていますが、どれも仕事で関わってきます。例えば、ファイナンシャルプランナーや会計士、調理師や薬剤師、愛玩動物看護師、気象予報士といった、様々な資格を持つICの方なんかもどんどん増えると、様々な得意分野のお仕事が増えますよね。
そんな方々が集まって、いろんな角度からインテリアを考え、情報交換できたら、最強のインテリアを提案できそう。IC新潟協議会が、そんな組織になるといいなと思って降ります。
昨今SNSなどで、海外の素敵なインテリアもみられるようになり、DIYも盛んですが、少しインテリアのプロに相談してみようかなと、気軽に思ってもらえるようになると良いですね。
なお、IC新潟協議会は、年会費5,000円と、比較的リーズナブル。是非皆様からのご入会を、お待ちしております(新潟県の方限定となりますが(笑))
インテリアコーディネーター新潟協議会のホームページ
https://icna26.wixsite.com/2014
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