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挨拶する永嶋社長

　東リ（株）（永嶋元博社長）は、さる6月20日、同社東京支社にて、6月、7月に販売を開始する新製品のプレス向け発表会を開催、オーダーカーテン見本帳「fuful（フフル）2025-2027」、複層ビニル床タイルLVT（Luxury Vinyl Tile）、高級グレードのタイルカーペット「プライムクラス」の新色を発表した。

　なお、永嶋社長は、「当社グループは、長期ビジョン『TOLI　VISION 2030』の実現に向けたさらなる進化への挑戦フェーズと言うことで、新しい中期経営計画『SHINKA Plus ONE 2.0』を策定し、今年4月よりスタートしている。前中期経営計画の中核となる三大設備投資案件をさらに推進し、新製品開発、製造原価低減、あるいはリサイクル率向上といった投資効果の最大化を目指していく」などと挨拶した。

〈fuful 2025-2027〉
選ぶ楽しさを最大限に

バリのリゾートをイメージ

素材感あるファブリックで間仕切りした
フレキシブルな空間

　「えらべるって、楽しい！」をコンセプトに、新オーダーカーテン見本帳「fuful2025-2027」は、収録点数370柄800アイテムのうち防炎商品650アイテム、遮光商品278アイテムと機能商品も充実。
　
　第4弾に当たる今回も、インテリアファブリックを選ぶ楽しさをお届けしたいという思いを込めたコンセプト「えらべるって、楽しい！」のもと、質感や素材にこだわった多彩な無地・無地調のファブリックス、部屋のインテリアに溶け込む使いやすいデザイン・カラーの遮光・防炎商品など、様々な住生活空間に提案できるラインナップを展開。デザイン的には、プレーン、モダン、ナチュラル、エレガンス、カジュアル、リヨン織物美術館などに加え、和柄（WA）も充実している点が他社の見本帳と違う特徴と言える。

　代表的なデザインとしては、見本帳巻頭のコーディネートページでは、バリのリゾートをイメージして、ブルーグリーンとイエローのアラベスク柄のカーテンを合わせたリビングルームや、サテン地のツートンカラーのカーテンに個性的なレースをあしらった事例などを紹介している。

サテンのツートンのカーテン

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　なお、複層ビニル床タイルLVT（Luxury Vinyl Tile）は、スタンダードな「ロイヤルストーン」（71柄168アイテム、うち新色22柄63アイテム）、「ロイヤルウッド」（55柄112アイテム、うち新色14柄27アイテム）や、防汚性能に優れた「イークリンシリーズ」には、さらに耐薬品性、耐シガレット性、耐ゴム汚染性を付与した「イークリンマスターNW-EX」が新発売されるほか、ワックスメンテナンス不要の置き敷き床タイル「ルースレイ」では、人気の木目柄・石目柄を拡充している。全アイテムがエコマーク認定品となっている。
　
　また、高級グレードのタイルカーペット「プライムクラス」は、風格・静謐・調和をコンセプトに、無地でありながら奥行きや深みを感じさせる質感・艶感があり、贅沢な踏み心地や高い静音性が特徴で、企業の役員室やゴルフ場で採用されている。今回は、商業施設や文化施設、庁舎の議場などで要望が多い赤色と青色が追加された。

　なお、発売予定日は、いずれも7月24日（木）となっている。