本紙紙面

2022年11月25日配信

【底流】見本帳の在り方論



 見本帳の在り方については、業界でもさまざまな意見がある。有力な販促ツールである一方、多様化する時代に対応できない、といった不要論もある。そうした中、今号「プロダクトナウ」にて紹介した「filo」((株)川島織物セルコン)が、従来型の見本帳を発行せずに新作を発表し話題となっている。

 そもそも見本帳は、オーダーカーテン市場の拡大期にはとても有効な販促ツールだった。商品情報に加えて、施工後をイメージしやすい写真を多数掲載、価格も分かりやすく、小さいながらも生地見本も貼り付いている。この見本帳がひとり歩きすることで全国あらゆるところでオーダーカーテンは売れていった。

 しかし、時代が進んでいくとニーズは多様化、デザイントレンドも変化のスピードが早くなっていく。そうなってくると、一旦発行してしまえば2年ないしは3年という有効期間にしばられて、新しいデザインの追加ができない、という従来型の見本帳形態はマイナスになってくる。

この記事は購読者専用記事となります。インテリアビジネスニュースをご購読 いただけますとユーザーID、パスワードを発行いたします。

プランを選択
会員の方はこちら

インテリアビジネスニュース購読案内

インテリアビジネスニュースは、インテリア専門店動向をはじめとするインテリアビジネスの最前線情報から消費者動向に至るまで、幅広く、深くインテリアビジネスに関する情報を発信しています。
より詳しくインテリア業界を知るための必携の専門新聞です。

  • ご購読のお申し込み
  • サンプル紙ご請求

IBNewsグループサイト

インテリアビジネスニュース
月2回発行
インテリア業界専門新聞
カーテン買うならこのお店
カーテンショップ選びの
総合情報サイト
カーテントレンドニュース
カーテン業界の
トレンド情報等を発信中!

Get ADOBE FLASH Player
当サイトでは、一部FLASHを使用しております。ADOBE FLASH Player をお持ちでない方は、左バナーをクリックしてダウンロードしてください。